2021-09

標準・広角レンズ

ZWO ASI482MCとMeike 6.5mm F2.0による星空動画撮影の試行(その2)

前回の試行では、IR/UVカットフィルターの取り付けが出来なかったのと、試写では雲が多く月明もあったので条件が悪かった。そこで今週晴れた機会に、もう一度試行してみた。 IR/UVカットフィルターは前回1.25インチの枠付きのものをカメラマウントアダプター(マイクロフォーサーズ)に入れるとレンズ後玉と干渉したため、今回はSVBONYの枠無しのものを購入し、少し乱暴ではあるがカメラ前面に両面テープで貼り付けた。 IR/UVカットフィルターをカメラ全面に両面テープで貼り付け ただし...
標準・広角レンズ

ZWO ASI482MCとMeike 6.5mm F2.0による星空動画撮影の試行

経緯 現在、自宅で赤道儀を用いた直焦点撮影をする場合、機材一式はバルコニーに置いたノートパソコンに繋ぎ、それに自室のデスクトップパソコンからリモート接続して操作している。いまのところピント合わせは手動なのでバルコニーに出なければならないが、それ以外はリモートで行っているため、雲の襲来や航空機・人工衛星など空の状態が分からないことが多い。そのため、超広角レンズに何かカメラを付けて空の状態を見たいという考えがあった。また、流星群の極大日に遠征できない(無理して出かけるほどでもない...
機材

AZ-GTiの赤道儀化ファームウェアVer.3.33で、ASIAIR PROによるオートガイド不調が改善

今年の2月にSkyWacherのAZ-GTi経緯台を赤道儀化してみたが、ASIAIR PROによるオートガイドが正常に動作しなかった。 主な原因は、赤緯方向(DEC)のキャリブレーションが正常に行えないこと。North Stepでは正常に移動するが、続くSouth Stepで戻ってこない(またはNorth Stepと同じ方向へ動き続ける)。 その後、8月初旬にAZ-GTiのファームウェア3.26と3.30でも試してみたがやはり駄目で、ほとんど諦めていた。 しかし8月末になって...
惑星状星雲

惑星状星雲 NGC6818 (小さな宝石星雲)

NGC6818 小さな宝石星雲(いて座の惑星状星雲・光度10.0等・視直径0.3') 【環境】2021/8/7 20:54 -22:42/兵庫県明石市/気温31℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.8【光学系】ミューロン180C + 純正レデューサー(1780mm F9.9)/ CometBPフィルター【カメラ】ASI294MC Pro【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/SVBONY 30mm F4ガイド鏡/ASI120MM Mini【ソフトウェア】<撮影>APT3.84...
拡大撮影

2021/9/15 木星

相変わらず曇りや雨の天気が続いているが、昨夜は珍しく快晴になったので、木星を撮影した。 木星は衝を過ぎて1ヶ月弱で徐々に視直径が小さくなりつつあるが、夜の早い時間帯に南中するようになって見やすくなってきた。 今回は大赤斑が正面に来たタイミングで撮影した。シーイングは普通よりやや悪めで、真夏のような安定感は無くなってきた。 木星 2021/9/15 21:34 先日オートガイドを導入してから、De-rotationのための連続撮影が格段に楽になった。もっと早く導入しておけば良か...
惑星状星雲

惑星状星雲 M57(環状星雲)

M57 環状星雲 (こと座の惑星状星雲・光度9.0等・視直径2.5') 【環境】2021/8/8 0:06 -1:40/兵庫県明石市/気温30℃/光害レベル:SQM-L測定値=19.0【光学系】ミューロン180C + 純正レデューサー(1780mm F9.9)/ CometBPフィルター【カメラ】ASI294MC Pro【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/SVBONY 30mm F4ガイド鏡/ASI120MM Mini【ソフトウェア】<撮影>APT3.84/ <ガイド>PH...
拡大撮影

2021/9/9 木星 (アニメあり)

昨夜は久しぶりに晴れたので、木星を撮影した。 晴れといっても薄雲の通過は頻繁にあり、透明度はあまり良くない。シーイングは普通。 木星 2021/9/9 21:12 (JST) 衝を3週間程度過ぎて、視直径が若干小さくなった。 これを撮影したのは21時過ぎ頃だったが、その後の23時頃に3つの衛星が木星に出入りするようだったので、連続で撮影してGIFアニメ化することにした。 撮影にはFireCapture2.7.05βを用い、先日設定できたオートガイドを用いて木星を画面中央に保持...

金星と月(月齢2.4)

金星と月(月齢2.4) 2021年9月9日 18:49 / 明石市Pentax KP / タムロン SP AF90mm F/2.8 Di MACRO -> F4.0ISO800, 0.8sec. このところずっと雨か曇り続きだったが、今日の夕方は久しぶりに晴れ間が見えて、そこから細い月(月齢2.4)と金星が見えた。ただし結構離れていて、「接近」というほどではない。 撮影時の高度は10°ほどで低く、近所の家のアンテナや電線にギリギリかからない程度の状態でなんとか撮影できた。
惑星状星雲

惑星状星雲 NGC6826(まばたき星雲)

NGC6826 まばたき星雲(はくちょう座の惑星状星雲・光度10.0等・視直径約0.5') 【環境】2021/8/30 0:16 - 1:57/兵庫県明石市/気温28℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.7(月齢21.1の月明あり)【光学系】ミューロン180C + 純正レデューサー(1780mm F9.9)/ Comet BPフィルター【カメラ】ASI294MC Pro【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ガイド鏡:ミニボーグ50+クローズアップレンズNo.2/ガイドカメラ...
機材

PHD2のマルチスターガイド

天体用にも使っているモバイルノートPCを新調したので、各種ソフトウェアの最新版をインストールしていくと、オートガイドソフトウェアの「PHD2 Guiding」が最新のv2.6.10でマルチスターガイドに正式対応していた。これは以前からベータ版に入っていると聞いていたが、今回正式に入った機会に使ってみることにした。 この機能をONにするには、設定の「ガイド」タブで、「use multiple stars」にチェックを入れるだけのようだ。 PHD2 Guiding でマルチスター...
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