M98と周辺の系外銀河

M98と周辺の系外銀河
M98 (かみのけ座の系外銀河・光度10.1等・視直径9.5’)と周辺の系外銀河
  • 【環境】2022/3/9 22:43 – 3/10 4:36 / 兵庫県明石市/気温 5℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.7
  • 【光学系】R200SS + エクステンダーPH(1120mm F5.6)/ Comet BPフィルター
  • 【カメラ】ASI294MC Pro
  • 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ガイド鏡:ミニボーグ50+クローズアップレンズNo.2/ガイドカメラ:ASI178MM
  • 【ソフトウェア】<撮影>N.I.N.A 1.10 HF3/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30・180sec x 111コマ(合計333分)/PHD2によるオートガイド・ディザリングあり
  • 【処理法】
    • 前処理(リニア):PixInsight – WBPP, ABE, DBE, PCC
    • 後処理(ノンリニア):ステライメージ9・Photoshop
    • 2×2ソフトビニング・トリミング有り

光害地の自宅から撮影した、かみのけ座の系外銀河M98。

おとめ座銀河団周辺の系外銀河が密集した領域に位置していて、周辺には多くの小さな系外銀河が存在する。アノテートを入れたものは下の画像。

M98と周辺の系外銀河
M98と周辺の系外銀河

M98の位置は下の星図

系外銀河M98の位置
系外銀河M98の位置

M98は渦巻銀河をかなり横から見ている形になるためか、渦巻きの腕の形は分かりにくい。近くには系外銀河M99があり、短焦点距離では合わせて撮影されることが多いようだ。私も2021年1月に自宅から撮影していた。

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