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機材

フラット画像撮影用ELシート(A5版)

先日、7cm屈折(BORG71FL)のフラット撮影用に小型のELシートを購入して試したところ、特に問題なく使えそうだったので、今度は主力のFLT98CF(口径98mm屈折)用にA5版のELシートを購入してみた(購入はAmazonのこちらで、インバータ付属としては比較的安価。)。ELシート A5版これはUSB電源に接続して使うタイプのインバータが付属しているので、モバイルバッテリーで運用できる。現在使用しているシート(現行品)は電源が100Vのインバータを使っており扱いが若干面...
拡大撮影

二重星の試写

先日の木星・土星・火星を撮影した晩、各惑星が昇ってくるまでの時間待ちの際、待機中の惑星撮影セッティングそのままで二重星が撮影できるのではないかと思い、試しに撮影してみた。これまで二重星を拡大撮影したことはほぼなかったので、ノウハウもまったくなく、導入して適当な設定で動画撮影しただけ。ただ、どの程度分離できるものか試したかったので、離角が小さめのものを選定した。まずは、うしかい座ε(イザール/プルケリマ)うしかい座ε(イザール/プルケリマ) (2017) 2.6等/4.7等, ...
遠出・遠征

【鉱物】玄武洞ミュージアム

私は地学分野については天文以外はあまり知識がないものの、興味は結構あって、博物館や科学館などをたまに見に行ったりする。むしろ知識がないからこそ、博物館の展示を丹念に見るのかもしれない。とくに鉱物分野は綺麗で奇妙な石を見るのが面白い。日帰りで行ける鉱物関係の展示館としては以前、生野銀山の「生野鉱物館」に行ったことがあって、内容もかなり充実していたのを記憶している。しかし今年1月に再訪したところ雨漏り修繕の工事中で展示室に入れなかった。そこで他に無いか調べると、豊岡と城崎の間の円...
拡大撮影

2020/6/21 火星・木星・土星

2020/6/20の夜(6/21の未明)、火星・木星・土星の拡大撮影を行った。惑星の拡大撮影を行うのは、約2年前の火星大接近(終盤)以来となる。木星は4年ぶり、土星は5年ぶりと、かなりのブランクがある。5年前に転居してからしばらく天文活動をしていない期間があり、その間は火星大接近撮影とたまの遠征による星野撮影は行っていたものの、惑星撮影までは手が回らずにいた。前回(2018)の火星大接近は、火星の砂嵐の発生で模様があまり見えない事態となってしまった。今年は前回比93%の視直径...
太陽

2020/6/21 部分日食

今日の午後の部分日食は、私にとっては2012年5月21日の金環日食以来8年ぶりの日食観測となった。久しぶりにミニボーグ60EDの日食セッティングを組んで準備した。日食撮影用機材ミニボーグ60ED + 1.4×テレコンバーターDG【7214】ND400, ND16, ND4(状況により組み合わせを変える)EOS 60Da・PC接続によるリモートライブビューケンコーSE2赤道儀ところが、天気はあいにくの薄曇り。しかも日食開始前から雲がどんどん厚くなっていき、欠けていく様子がほとん...
星景

明石海峡大橋とさそり座頭部(プロソフトンクリア+スターリーナイトフィルター)

明石海峡大橋とさそり座頭部(プロソフトンクリア+スターリーナイトフィルター)【環境】2020/6/15 21:3/兵庫県明石市・大蔵海岸/気温不明/光害レベル:SQM-L測定値=未測定【光学系】SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM -> 18mm F3.5/ケンコーPRO1Dプロソフトンクリア+スターリーナイトフィルター【カメラ】PENTAX KP【架台・ガイド】三脚固定【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)【撮影法】ISO800, 20sec. x 1コマのみ...
星景

ケンコー PRO1D プロソフトン クリア(W)

ケンコー・トキナーから新発売された「PRO1D プロソフトン クリア(W)」を購入した。サイズは、私の手持ちレンズのうち星景・星野撮影によく使っている「シグマ 18-35mm F1.8 DC HSM (PENTAX用)」に合う72mm。PRO1D プロソフトン クリア(W)これまで星景・星野を撮影するときには、輝星を目立たせるために「PRO1D プロソフトンA」を使うことが多かったが、効果が大きすぎると感じることが時々あった。そのような場合、例えばコンポジットする枚数の半分を...
機材

フラット画像撮影用ELシート(小口径用小型版)

フラット画像撮影については、約8年前の2012年にELシートを購入して、それでこれまで特に問題なく運用できている。これについては下記記事に詳細を書いている。このときは最初に買ったELシートの色むらが大きくてフラット処理がうまく行かなかった(処理画像に無視できない色むらが生じた)。それで別のところで買い直した。ELシートは買ってみないと当たり外れがわからない。同じ販売者のものであっても、その時送られてきたものが色むらのある部分に当たるかどうかは運次第だと思う(全体的なシートの品...
画像処理

雑誌Interface 2020年7月号(画像処理特集)

先日、用件があって久しぶりに外出した際、時間調整の必要があって立ち寄った書店で雑誌類を眺めていたら、「Interface」7月号の表紙が「画像処理教科書」になっているのが目に止まった。結局買った私は普段、プログラミングは仕事関連のみでプライベート(趣味)ではしないしマイコンも触らないので、この手の雑誌はあまり購入することはない。だいたいいつも、PythonとかRaspberry PiとかAI・機械学習とか画像認識とかそんな感じの記事が多いなあ、と思ってちらっと見るだけだったが...
星景

水星とふたご座

6月4日の水星の東方最大離隔は残念ながら曇天のため見ることができなかったが、今日は久しぶりに快晴となり、夕方の水星を肉眼でもはっきりと確認できた。ふたご座の足元にいる水星2020年6月7日 20:11 兵庫県明石市PENTAX KP SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM -> 35mm F4.0プロソフトンAISO 800, 6.0sec. 固定撮影Photoshop CCで現像、トリミング、調整現在の水星はふたご座のカストルの下あたりにいる(3等星メブスタのす...
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