流星

ふたご座流星群

今年のふたご座流星群の極大は日本時間12月14日の14時頃で、月も新月近くで良い条件であった。観測するには13日と14日の夜が最適だが、14日・15日が平日なので夜更かしは出来ず、遠征も無理なので、残念ながらベランダから眺めるだけとなった。 13日夜、14日夜共に雲が断続的に流れてくる状態であり、ベランダから見ていてもなかなか見えなかった。結局眼視で見えたのは14日夜に2個だけである。 写真の方は20秒露出の連続撮影でバッテリーの続く限り撮り続けたが、両日合わせて10コマに写...
機材

iAG 0.4.0 リリース

オートガイドソフト「iAG」の、Ver.0.4.0がリリースされた(詳細は下記URL)。 開発日記によると、今回の変更点は下記(引用)の通り 主光学系カメラ露出機能およびグラフ機能をプラグイン化し、プラグイン選択により機能選択できるようにした。Pluginの管理ツール PluginManager を添付した。CameraのLowerCutThresholdの初期値を32とした。(元は128)主光学系カメラ露出制御の最終ショット時のAfterTimeとShiftをしないように変...
星野

エリダヌス座の新星

今日、帰宅してからアストロアーツの天文ニュースを見ていると、「エリダヌス座新星の発見前にオリオン座を撮っていませんか?」という記事が目に留まった。 11月25日に板垣公一さんがエリダヌス座に発見した新星だが、発見前の11月14日頃に5等級程度まで増光していたことが分かったそうだ。場所はオリオン座のリゲルの近くで、オリオン座を写すと同じ写野内に写り込む可能性が高い。 そこで、研究者の方が発見前の画像を募集しているそうだ(詳細は上記の記事にて詳しく説明されている)。 実は、私も1...
星野

冬の大三角

冬の大三角 【環境】2009/11/22 3:43 - /兵庫県神河町・砥峰高原/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=21.2【光学系】タムロン A16(17-50mm F2.8) - > 17mm F3.5 / 9コマ中、2コマにケンコープロソフトンA使用【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)【撮影法】ISO800, 180sec x 9コマ【処理法】:ステライメー...
機材

200mm望遠レンズ用 bahtinov mask

一昨日は、インクジェット用OHPフィルムで望遠鏡(FLT98)用のbahtinov maskを作ったが、昨日は200mm望遠レンズ(EF200mm F2.8L USMII)用を作ってみた。 こちらのサイトで、焦点距離200mm、口径71.4mmとしてmask画像を作成した。この細かさでは切り抜いて作るのは大変そうだ。 どうも開口部が小さいように思えるが、とりあえずそのままインクジェットプリンタでOHPフィルムに印刷し、段ボールをフードに巻き付け、それにテープで仮止めした。頼り...
望遠鏡直焦点

OHPフィルムでお手軽にbahtinov maskをつくってみた

私は天体写真にKissX2を使っており、ピントはライブビューで合わせているが、これではなかなか一回で決まらないことが多い。ちゃんと合わせたつもりでも試写してみるとズレていたりする。特にEF200mmF2.8開放では結構手こずっている。 そこで何か良い方法はないかネットを検索していると、最近「bahtinovマスク」というものが話題になっていることが分かった。多くの方がブログなどで取り上げており、評判もなかなか良い。 下記のサイトでは、対象光学系の焦点距離や口径などを入れるとマ...
星景

カノープス

昨夜は快晴となったが、もったいないことに3時過ぎまで月齢12の大きめの月が出ていた。我が家のベランダは南東向きなので、月そのものは西空にあって観望対象とする事が出来ない。満月前というのが一番やっかいな状態だ。 とりあえずオートガイドのテストなどをしていたが、2時前頃に「今カノープスが見えるのでは」ということに気がつき、双眼鏡を出してきて南の低空を見てみるとあっさりと見つかった。今年もそろそろ見頃の時期になってきたようだ(現在の南中時刻は2時前)。 そこでカメラを取り出してきて...
散光星雲

魔女の横顔星雲と、人工衛星軌跡の消し方について

IC2118 魔女の横顔星雲(エリダヌス座の散光星雲) 【環境】2009/11/22 1:27 - /兵庫県神河町・砥峰高原/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=21.1【光学系】 EF 200mm F2.8L II USM 開放【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)【撮影法】ISO800, 180sec x 11コマ【処理法】:ステライメージ6・Photoshop ...
機材

Paintgraphic2

私が撮影した天体画像の処理に利用しているのは、主に「ステライメージ6(以下、SI6)」と「Photoshop Elements8(以下、PE8)」だ。ほとんどの処理はSI6で行っているが、ノイズ低減と最後の微調整はPE8の方が使いやすい。だいたいはこれで間に合っているが、PE8は一部の機能で16bit(/チャネル)カラーが扱えないところが難点だ。特にレイヤー機能で16ビットカラーが扱えないのが惜しい。JPEG出力前の最終段階なら8ビット(/チャネル)カラーに落としても良いが、...
星野

2009/11/21 砥峰高原

昨夜、砥峰高原への遠征を行った。メンバーは私とA(2)さん、りんしゃんさん、Yさん。Yさんとの星見は2001年のしし座流星群以来である。 22時頃に現地に着いたときはまずまずの晴れ。早速スカイメモRのセッティングを行い撮影を開始したが、すぐに雲がやってきて、撮影を中断せざるを得なくなった。その後は断続的に雲が流れてきて、撮影はその合間に行わなければならない状況であった。 オリオン座中心部 2009/11/21 22:38~0:12 (SQM測定値=約21.1程度)EOS ki...
タイトルとURLをコピーしました