M106と周辺の銀河

系外銀河M106
M106 (りょうけん座の系外銀河・光度8.3等・視直径18.2’)、および周辺の銀河
右上のエッジオン銀河はNGC4217。
  • 【環境】2010/1/17 1:56- /兵庫県多可町/気温 不明/光害レベル:SQM-L測定値=21.1
  • 【光学系】William Optics FLT 98 Triplet APO (D=98mm f=618mm)+ ケンコーACクローズアップレンズNo.2
  • 【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)
  • 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/miniBORG60EDガイド鏡/LVIスマートガイダー
  • 【ソフトウェア】】<オートガイド>-<撮影>-<処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】ISO800, 300sec. x 7
  • 【処理法】:ステライメージ6、Photoshop Elements8による処理、2×2 ソフトビニング後、トリミング

ここのところ、天候と自分のスケジュールがかみ合わず、ベランダも工事による閉鎖が続いており、観望も撮影も出来ない状態が続いている。こういうときには機材の整備をしたり、たまっている未処理の画像の処理等をすれば良いのだが、観望・撮影自体が出来ないと、どうもやる気が出てこない。

とりあえず、1月16日夜に多可町で撮影したM106の画像の処理を行った。撮影鏡筒の焦点距離が500mm程度(レデューサーを付けて)なので、系外銀河を撮るには短いのだが、そのため主対象以外にも周辺の細かな銀河が色々と写り込む。この画像でよく目立つのは右上のエッジオン銀河だが、これはM106と同じりょうけん座のNGC4217(12等)だ。

今回の撮影はISO800にて5分と短めで、銀河の淡い部分については露出が足りないようで、無理にレベルを持ち上げようとするとノイズが目立つ。またピントが甘めなのも気になる所。今後、もうちょっと撮影技術を向上させていきたい。

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