- 【環境】2008/12/28 3:00 – /兵庫県多可町/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=未測定
- 【光学系】EF 200mm F2.8L II USM
- 【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)
- 【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾
- 【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)
- 【撮影法】ISO800, 180sec x 6コマ
- 【処理法】:ステライメージによる処理、ピクセル等倍でトリミング
M51は、りょうけん座の系外銀河で、「子持ち銀河」と呼ばれている。大きい方の銀河がNGC5194(8.4等)で、小さい方の銀河がNGC5195(9.6等)だ。この画像は昨年末に多可町へ遠征したときに200mmレンズとスカイメモRで撮影した。
こちら(↑)は、処理前のJPEG画像をトリミング無しで25%に縮小したもの。APS-C+200mmの画面全体に対して、M51銀河がかなり小さい事がわかる。200mmレンズは系外銀河を撮るには焦点距離が短すぎるが、最近の高画素数のデジカメなら、ピクセル等倍で切り出して画像処理すれば、腕の様子が割とはっきり見えてくる。
この銀河は北斗七星の柄の端の星(おおぐま座η星)の側にあり、南東向きの我が家のベランダからは残念ながら見えない。他にも大型で写しやすい銀河としては、M31(アンドロメダ大銀河)やM33、M101等があるが、いずれも我が家からは見えず(撮影できず)、今は遠征時に200mmで撮影している。
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