M101 (おおぐま座の銀河)と、その周辺の銀河

M101(回転花火銀河)とその周辺の銀河
M101 回転花火銀河(おおぐま座の系外銀河・光度7.7等・視直径26.9’)とその周辺の銀河
  • 【環境】2009/2/22 2:37 – /兵庫県多可町/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=未測定
  • 【光学系】EF 200mm F2.8L II USM
  • 【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)
  • 【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾
  • 【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】ISO800, 180sec x 4コマ
  • 【処理法】:ステライメージによる処理、ピクセル等倍でトリミング

M101はおおぐま座にある7.7等の銀河で、銀河の円盤を上から見下ろす向きに見えるので、その渦巻き構造がはっきり分かる。その見え方から「回転花火銀河」とよばれている。といってもかなり淡く、10cmクラスの望遠鏡の眼視ではボヤッとしてよく分からなかった。

しかし写真では、200mmの望遠レンズでも渦巻きが分かる程度に写すことが出来る。

また、M101の周囲には小さな銀河が数多く存在する。今回の画像でもM101の他に8つの銀河が写り込んでいるが、これらうち幾つかは、M101を中心とした銀河群(M101銀河群)のメンバーのようだ。

なお、今回の画像は小さな銀河を分かりやすくするためにピクセル等倍で切り出したため、星像が団子のように大きくなってしまった。ピントがやや甘いのも星像がふくらんでいる原因である。

未処理のJPEG画像を3分の1に縮小
未処理のJPEG画像を3分の1に縮小

こちらは未処理のJPEG画像を3分の1に縮小したもの。
トリミング無しでは、かなり小さい事が分かる。

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