昨夜も自宅ベランダからルーリン彗星を観測することができた。
相変わらずの光害と、春のような透明度の悪い空であり、最初は7cm10倍の双眼鏡でも見つけられなかった。
そこでとりあえず、200mmレンズを適当にスピカのやや上辺りに向けて試写すると写り込んだので、位置を微調整して撮影を行った。雲が断続的に通過する状況であったが、60秒の短時間露出を何枚も撮り、雲が入っていない一連の12コマをコンポジットした。
- 2009/2/19, 1:14~ 1:28(兵庫県加古川市)
- KissX2, EF200mmF2.8開放、LPS-P2
- ISO800, 60sec x12
- SE2赤道儀によるノータッチガイド
- ステライメージによる処理・トリミングあり。
眼視では、撮影中にカメラレンズの向いている方を7cm10倍の双眼鏡で探してみると、なんとか見つけることが出来た。ぼやっとした大型の球状星団のように見える。ちょうどM3(6.4等)が出ていたので見比べてみたが、M3よりも大きく広がっていて、その分淡く暗い感じである。尾は見えなかった。
なお、今朝6時前に起きたときにも水星を見ることが出来た(時間が無く写真は撮らなかった)。彗星&水星の組み合わせもこれで3回目である。
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