M81とM82(FLT98)

系外銀河M81とM82
おおぐま座の系外銀河 M81(右・光度6.9等・視直径25.7’)とM82(左・光度8.4等・視直径11.2’)
  • 【環境】2010/1/16 23:04- /兵庫県多可町/気温 不明/光害レベル:SQM-L測定値=21.0
  • 【光学系】William Optics FLT 98 Triplet APO (D=98mm f=618mm)+ ケンコーACクローズアップレンズNo.2
  • 【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)
  • 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/miniBORG60EDガイド鏡/LVIスマートガイダー
  • 【ソフトウェア】】<オートガイド> – <撮影> – <処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】ISO800, 300sec. x 8
  • 【処理法】:ステライメージ6、Photoshop Elements8による処理、トリミング

先日の多可町遠征時にFLT98で撮影したM81とM82。

光害レベルはSQM-L測定値で約21.0と、好条件であった。

しかしどうもピントが甘かったようで、星像がふくらんでしまっている(ステライメージのスターシャープフィルターで誤魔化した)。撮影前にbahtinov maskで合わせ、ドローチューブのロックネジをきつく締めたが、その後何らかの原因でズレが生じたのかもしれない。

今回、野外でのオートガイドを初めて行ったため、露出についてはISO800で短めの5分として様子を見たが、それでは露出が不足気味のようだ。冬場でノイズが少なめなので、やはり10分は露出した方が良さそうだ。実は今回も10分露出をしていたのだが、ピントがかなりずれていたのでそのコマはあきらめた。

LVIスマートガイダーによるオートガイドだが、今回はM81に近い2等星である、おおぐま座のα星をガイド星にした。赤緯が高い為か10分露出で比較的良好にガイド出来ている。

上は10分露出のピクセル等倍切り出し(JPEG無加工)。ガイドは良好だがピントがズレているので没に。

今後、野外でのオートガイドが安定して出来るようになってきたら、もう少し長めの露出をしてみたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました