M20(三裂星雲)とM21

M20とM21
いて座の散光星雲M20(三裂星雲・視直径28’)/散開星団M21(光度6.5等、視直径12’)
  • 【環境】2010/9/4 21:18- /兵庫県神河町砥峰高原/気温20℃/光害レベル:SQM-L測定値=20.7
  • 【光学系】William Optics FLT 98 Triplet APO(D=98mm f=618mm) + ケンコーACクローズアップレンズ No.2
  • 【カメラ】EOS Kiss X2(無改造)
  • 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/miniBORG60EDガイド鏡/ガイドカメラ NexImage/USB-IO
  • 【ソフトウェア】】<オートガイド>iAG<撮影>-<処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】ISO800, 300sec. x 11
  • 【処理法】:ステライメージ6,Photoshop Elements8による処理、2×2 ソフトビニング、トリミング有り

9月4日に砥峰高原で撮影した、いて座の散光星雲M20(三裂星雲)と散開星団M21。

M20は右下の散光星雲で、赤と青の色の対比が美しい。M21は左上の散開星団だが、あまり目立つ星団ではない。

今回の遠征は9月の上旬で、いて座は早い時間に沈んでしまう。そのため南天の光害がまだ多く残る時間帯での撮影となった(SQM-L測定値は20.7と、21を切る値となってしまった)。

また気温も高かったので露出時間を5分と短くしたが、それでもカブリとノイズでJPEG画像はひどい状態であった。

M20とM21(JPEG1コマのみ・無調整)
M20とM21(JPEG1コマのみ・無調整)
  • ISO800/5分1枚のみ
  • 3分の1に縮小・トリミング

しかし、ダーク減算と10枚以上のコンポジット、画像処理によるノイズ低減などで何とか見られる画像にした。

なお、iAGによるオートガイドは安定しており、1時間程度の撮影時間時間中の誤差が±1ピクセル程度に収まっている。

iAGガイドグラフ
iAGガイドグラフ

コメント

タイトルとURLをコピーしました