2013/11/23 アイソン彗星&水星、土星

20131123-c2012s1-ison
C/2012 S1 アイソン彗星 (2013/11/23 朝、3.2等級、てんびん座を通過中)
  • 【環境】2013/11/23 5:43 – 5:45/兵庫県加古川市/気温不明/光害レベル:SQM-L測定値=不明
  • 【光学系】EF200mm F2.8L II USM -> F4.0
  • 【カメラ】EOS 60Da
  • 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ノータッチ恒星時追尾
  • 【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】ISO400, 10sec. x10コマ
  • 【処理法】:ステライメージ7で彗星中心部基準加算平均、2×2ソフトビニング後、トリミング

今朝もすっきりとした快晴。今週は日曜から毎日、7日間連続で晴れて、アイソン彗星と水星も7日間連続で観測出来た。

光害地の自宅では淡い尾が写らないため、今朝は望遠鏡の直焦点で本体部分の拡大を狙おうとした。しかし直前になって、ベランダの手すりが邪魔になって高度10度以下には向けられないことが判明した(というか思いだした)。普段そのような低い位置には向けないので忘れていた。

しかたなく、これまで通り200mmレンズで撮影した。

今朝は完全に薄明が進んだ段階での撮影となったので、光害カットフィルター(LPR-N)は外した。また画像処理も無理に背景を暗くせず、薄明の青色と朝焼けの赤色を残した。


アイソン彗星も水星も高度を下げつつあるが、今朝はまだ土星と合わせてまとめて写すことが出来た。

C/2012 S1 アイソン彗星と水星、土星
  • 加古川市内
  • 2013/11/22 5:42
  • EOS6D, EF100mm F2.8L マクロ USM  -> F4.0
  • 固定撮影
  • ISO400, 8sec
  • 縦位置撮影で、下半分を切りだし。

この3天体はEOS 6D(フルサイズ)+200mmレンズの範囲にちょうど収まるが、200mmは60Daでアイソン彗星の追尾撮影に使っていたので、100mmレンズを縦位置で用いて、下半分を切り出した。

アイソン彗星はもうぎりぎりの高度と言える。明日は晴れても見えるかどうか。

なお、水星と土星は11月26日(火)の朝、0.5度以内に大接近する。

撮影に用いたカメラはこちら。

  • 左はフルサイズのEOS 60Da + EF200mm F2.8L II (SE2赤道儀に載せて追尾撮影)
  • 右はAPS-CのEOS 6D + EF100mm F2.8L マクロ IS USM(固定撮影)

今になって考えれば、60DaにはAPS-C用のキット望遠ズーム(55-250mm)を用いて、200mmは6Dの方へまわせば良かった。ただキットレンズはF値が暗いので迷うところ。


これからは土星も明け方に見え出すので、惑星撮影のほうも忙しくなりそう。

彗星撮影では露出を多めにかけるので空が明るめに写るが、実際の印象は下の画像のような感じ。アイソン彗星は肉眼では見えない。

水星(上)と土星(下)
  • 加古川市内
  • 2013/11/23 5:58
  • EOS6D, EF100mm F2.8L マクロ USM  -> F4.0
  • 固定撮影
  • ISO400, 1/3 sec
  • トリミング無し
  • ステライメージのスターエンハンス適用

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