2020-11

彗星

C/2020 M3 アトラス彗星(光害地・ACL200・Comet BPフィルター使用)

C/2020 M3 アトラス彗星 (2020/11/14 3:19-3:37 オリオン座を通過中・推定光度8.4等) 【環境】2020/11/14 3:19 - 3:37 / 兵庫県明石市/気温8℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.9【光学系】Askar ACL200(200mm F4)/ Comet BPフィルター【カメラ】ASI294MC Pro【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/SVBONY 30mm F4ガイド鏡/ASI120MM Mini【ソフトウェア】<撮影...
星野

Askar ACL200(輝星ゴースト検証)

APS-Cデジカメ・フィルターなし 先日購入したAskar ACL200について、星像とフラットは検証して問題ないことを確認したので、今回は輝星によるゴーストの発生について確かめた。 まずは、フィルター類を一切付けない状態でEOS60Da(APS-C x1.6)に装着し、ベガを写野中央と端にいれて撮影した。光害地なのでノーフィルタではあっと言う間に飽和してしまうので、絞りF4・ISO800・30秒とした。また、EF200mm F2.8L II USMをF4に絞ったものを比較対...
拡大撮影

2020/11/12の火星

火星 2020/11/12 18:54 (JST) 昨夜は早いうちから曇ってくるとの予報だったので、早めに撮影を行った。 シーイングは最近にしては若干マシな状態。 Pentax XW7mm(約300倍)の眼視では、点のような南極冠と正面のオーロラ湾、その北のクリュセ平原(クリセ)が目立ってよく見えた。上の画像ではクリュセ平原はそれほど明るくないが、眼視では何故か他の地域よりも明るく輝いて見えた。 北半球の上辺近くのアキダリアの海付近は霞のように白っぽくなっていたが、処理後の画...
拡大撮影

2020/11/11の火星

火星 2020/11/11 20:41 (JST) 昨夜の火星。 最接近時と同じく、目玉のような太陽湖が再び正面に巡ってきたが、視直径は約18秒角とずいぶん小さくなった。 ほんの数日間を空けるだけで、どんどん小さくなっていく印象。 シーイングは相変わらず悪く、セレストロンズーム8mm(270倍)の眼視では太陽湖がはっきり分からなかった。南半球が全体的に黒く、太陽湖の部分がなんとなく色が薄い感じ。北に突き出ているオーロラ湾はなんとなく分かる程度。 南極冠は小さくて点のようだが明...
拡大撮影

2020/11/8の火星

昨夜の火星。 火星 2020/11/08 21:24 (JST) 視直径は19秒角を下回り、最接近時と比べてかなり小さくなった印象。しかし今後10年間のどの最接近時よりも、まだ大きい(こちら参照)。まだ見頃が続いていると言える。 しかしシーイングは相変わらず悪く、ピントが合っているかどうかわからない状況。 眼視では、XW7mm(約300倍)で南半球全体が黒っぽくなっているのがすぐ分かる。目を凝らして詳細を見ると、中央は「シレーンの海」でこれははっきり分かった。西寄りに大目玉の...
系外銀河

Comet BPフィルターによる系外銀河M33(光害地)

M33 (さんかく座の系外銀河・光度5.7等・視直径62') 【環境】2020/10/25 0:00 - 3:24 / 兵庫県明石市/気温10℃/光害レベル:SQM-L測定値=19.2【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)/ Comet BPフィルター【カメラ】ASI294MC Pro【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/D=50mm F4ガイド鏡/Lodestar Autoguider【ソフトウェア】<撮影>APT3.84/ <ガイド...
拡大撮影

2020/11/4の火星

昨夜(2020/11/4)の火星。 火星 2020/11/4 21:33 (JST) シーイングはかなり悪く、ピントも合っているのかどうか全くわからない状態。雲の通過も多かったので撮影タイミングも難しく、やめようかと思ったが、やめてしまうと結果はゼロなのでとりあえず何か出るだろうと思って撮影した。 処理した結果の画像はやはりぼやけていて、詳細はよくわからない。中央経度が約170°弱ということで、2020/9/27の撮影分とほぼ同じになったようだ。9/27の画像は視直径が22秒...
望遠レンズ

Askar ACL200 (外観・フラット・星像)

最近になって日本でも発売された、Askar ACL200 (200mm, F4)を購入した。 その経緯は後回しにして、まず箱から取り出した時の第一印象としては「でかい・重い・冷たい」。冷たいのはフードまで金属製であるため。 手持ちの同クラスのレンズと大きさを比べてみた。 左から、ミニボーグ50、EF200mm F2.8L II USM, Askar ACL200、カメラはEOS60Da 200mmレンズとして一段明るいEF200mm F2.8L IIUSMの重さが765gで、...
拡大撮影

2020/10/31の火星

昨夜撮影した火星。 火星 2020/10/31 22:14 (JST) シーイングは悪く、薄雲の通過も多かったので撮影できるタイミングが限られていて、あまり良い画像にはならなかった。 眼視では、セレストロンズームの8mm(270)倍で、赤道付近に帯状に広がるチュレニーの海とキムメリア人の海、および南半球のクロノス海を確認できた。これはパソコン上でのモニターのほうが分かりやすいのはいつも通り。もちろん処理済画像でははっきり分かる。 視直径も20秒角ちょうどぐらいまで小さくなって...
タイトルとURLをコピーしました