2021-11

彗星

C/2021 A1 レナード彗星

C/2021 A1 Leonard (2021/5/28 5:25-5:45 JST) りょうけん座を通過中・推定光度7.0等 【環境】2021/11/28 5:25 - 5:45 / 兵庫県明石市/気温3℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.1(月齢23の月明有り)【光学系】R200SS + エクステンダーPH(1120mm F5.6)/ CometBPフィルター【カメラ】ASI294MC Pro【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/オートガイドなし【ソフトウェア】<撮影...
機材

【ノートPC】Lenovo IdeaPad Slim 550i 14型

購入の経緯 今年の夏に老朽化したノートPC「Lenovo Yoga710」を置き換えるために「HP Pavilion Aero 13」(以後、Aero13とする)を購入し、ほぼ満足して使っていたが、最近は同時に複数の機材で撮影する機会も増えてきたため、ノートPCが1つでは賄えなくなってきた。Aero13はかなり高性能なので同時に2つや3つのカメラとソフトを動かすことは可能と思うが、何らかの事情で再起動したり、外付けDISKやUSBを差し替えることがあるため、やはり物理的に2台...
流星

【流星動画】2021/11/17-18 しし座流星群

先週は19日に部分月食(ほぼ皆既月食)があり、そのための遠征と画像処理などに手を取られていたため、その前に撮影していた「しし座流星群」の動画処理・検出がすぐできず、昨日やっと完了した。 今年のしし座流星群は満月近い月明が有り、出現数もさほど期待できないとのことだった。また当日夜に空を見ると薄雲に覆われており、ほとんど諦める状況だった。 しかし、一応ダメ元で動画撮影を行ったところ、明け方に明るい群流星を3個捉えることが出来た。 特に3つ目の流星は、しし座が分からなくなるぐらいの...

2021/11/19 部分月食(ほぼ皆既月食)・連続静止画と動画

一昨日の部分月食(ほぼ皆既月食)を望遠レンズで撮影したものは昨日画像処理した。 あと広角レンズで連続撮影した分が残っていたので引き続き処理を行い、比較明合成した。撮影は1分毎に行っていたが、それではコマの間隔が詰まりすぎるので、5分毎にした。 2021/11/19 17:25 - 20:09(5分毎)・ 部分月食(最大食分 0.97)・月出帯食 撮影地・:兵庫県淡路市EOS60Da + タムロンA16, 24mm, F4.0, ISO800露出時間: 1/60~1.0 sec...

2021/11/19 部分月食(ほぼ皆既月食)

昨日の部分月食(最大食分98%なのでほぼ皆既月食)は月出帯食なので高度が低く、住宅密集地の自宅のバルコニーからは見ることが出来ない。そのため遠征する必要があったが、どこに行こうかかなり迷った。最初は明石海峡大橋と一緒に狙える場所を考えたが、月が昇る東北東に大橋が位置しており、かつ大橋からある程度距離を取れる場所は、淡路島北部の限られたエリアになる。さらに約3時間の長丁場になるため、トイレも近くにあってほしい。そのようなポイントをロケハンして探すのも大変なので、大橋を構図に入れ...
雑記

【鉱物】生野鉱物館・神子畑選鉱場跡

生野鉱物館 私は天文だけでなく地学分野全般に興味があり、時々鉱物関係の施設などを見に行ったりしている。と言っても鉱物に関する知識はほとんど無く、様々な色や形の鉱物展示を見て楽しんでいるだけ。天文で例えると、天文台の展示コーナーで惑星や星雲の写真展示などを解説付きで見ているのに近い(でもこの段階が実は気軽で楽しいんじゃないかとも思っている)。 最近はコロナ禍であまり出かけられず、昨年の初夏、緊急事態宣言が解除されていた時期に「玄武洞ミュージアム」を訪れたぐらい。 「生野鉱物館」...
流星

【流星動画】2021/11/12-13 おうし座北流星群(光害地)

これまでASI482MCとMeike 6.5mm F2.0を用いて、光害地の自宅で流星動画の撮影の試行を行ってきた。 撮影と流星の検出、動画編集の方法等がおおむね固まってきたところで、ちょうど「おうし座北流星群」が11/12の夜に極大を迎えるところだったので、早速一晩かけて撮影した。この流星群は出現数は少ないが、明るい火球が期待できるとのこと。 結果として、火球は無かったが、比較的明るい流星を4つ捉えることが出来た(そのうち1つはおうし北群かどうか不明確)。 流星動画(光害地...
超新星残骸

超新星残骸 M1(かに星雲)

M1 かに星雲(おうし座の超新星残骸・光度8.4等・視直径6.0') 【環境】2021/10/16 1:21 - 4:50 /兵庫県明石市/気温20℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.7【光学系】ミューロン180C + 純正レデューサー(1780mm F9.9)/ CometBPフィルター【カメラ】ASI294MC Pro【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ガイド鏡:ミニボーグ50+クローズアップレンズNo.2/ガイドカメラ:ASI178MM【ソフトウェア】<撮影>AP...
流星

ZWO ASI482MCとMeike 6.5mm F2.0による流星動画撮影の試行(その2)

ASI482MCとMeike 6.5mm F2.0の組み合わせでは、最初の試行で散在流星(らしきもの)を捉える事ができた。 このとき、動画の中に流星が写っているかどうかの検出方法も考え、一応実用性があることを確かめた。手法としては簡単に言うと、 まずSharpCapで録画したSERファイル(RAW8フォーマット)を、PIPPを用いて1コマごとのTIFF静止画に変換する。次に、TIFF静止画ファイルを10分の区切り毎(つまり元のSERファイルのまとまり毎)に、StarStaXを...
拡大撮影

2021/11/5 木星

木星は8月20日に衝となってから2ヶ月半が過ぎ、11/21には東矩になる。最近はシーイングもあまり良くないので撮影していなかったが、昨夜は大赤斑にエウロパの影が接近するという面白い現象があったので、久しぶりに撮影してみた。 どうせなら動画にしようと思って60秒の動画を連続で撮影し始めたが、雲が多いために、動画にできるほどの連続した画像が得られなかった。結局、60秒×5のDe-rotationで静止画として処理した。 木星 2021/11/5 19:00(JST) *大赤斑の左...
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