4月22日夜~4月23日明け方にかけて、光害地の自宅で「4月こと座流星群」の動画撮影を行った。
元々3大流星群などと比べると出現数が少なく、光害地で月明もあるということで期待していなかった。さらに当日は薄雲に覆われ、ShapCapのモニター画面でも星がほとんど見えない状態。
とりあえず準備はしたので、ダメもとで撮影だけは行った。
その結果、放射点の高度が低い時間帯に経路が長めの群流星を2つ、放射点が天頂近くに昇った明け方には、経路が短い群流星が雲を通して流れる様子を3つ程度捉えることが出来た。
- 2022年4月22日夜~23日未明に撮影
- 光害地(SQM-L測定値18程度)・薄雲有り
- カメラ:ASI482MC、レンズ:MEIKE 6.5mm F2.0(開放)
- ゲイン=400、露出時間 1/15[sec]、フレームレート=15FPS、解像度=1920×1080
- SharpCap 4.0(キャプチャ)
- PIPP(SER→AVI)、AviUtl(画質調整)、DaVinci Resolve(Neat Videoによるノイズ低減など)
なお、4月こと群ではない流星も混ざっている。
4月こと座流星群の放射点は、実は「こと座」ではなく「ヘルクレス座」にある。明け方にはほぼ天頂に位置するため、カメラを天頂に向けていると、中央から短めの流星が飛び出す形になる。
今回の機材はいつもの流星撮影用のセット(カメラ:ASI482MC、レンズ:MEIKE 6.5mm F2.0)。流星検出法は「一コマ飛ばしの比較明合成」。
動画編集もいつもどおり「DaVinci Resolve」にNeat Videoプラグインによるノイズ低減を組み合わせたが、薄雲がノイズ低減の影響で少しウネウネとした動きになっている。このあたりはノイズ低減効果とのトレードオフなので、設定をもう少し調整したほうが良さそう。
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