- 【環境】2024/5/11 11:06 / 兵庫県明石市
- 【光学系】ミニボーグ60ED + 1.4×テレコンバーターDG(490mm, F7.8)/ ND400 + ND16 + ND4 (減光率 1/25600)
- 【カメラ】EOS60Da
- 【架台・ガイド】AZ-GTi 赤道儀モード・恒星時追尾
- 【撮影法】ISO 100 , 1/8000 sec. , 1コマのみ
- 【処理法】Photoshopで現像・調整、ピクセル等倍で切り出し
今週後半ごろから太陽に巨大黒点が出現していたらしい。ただ平日の昼間は仕事なので太陽を撮影することは出来ない。それで今日の午前中に撮影してみた。大きな黒点群は既に端の方まで移動してしまっているが、なんとかその姿を捉えることが出来た。
下の画像は巨大黒点の部分をピクセル等倍で切り出し、Photoshopのスーパーズームで2倍に拡大したもの。
今回の撮影には、久しぶりにBORG60ED(1.4×テレコンバーターDG併用)とEOS 60Daを使用した。この二つは10年ぐらい前には遠征撮影での活躍の機会が多かったが、最近はほとんど使っていなかった。今回60EDを使った理由としては、太陽撮影用にNDフィルターのセットを所有しているという事。60EDの筒先には62mmのフィルターネジがあり、そこにND400とND16とND4を重ねて付けている。これで合わせてND25600相当となる。
カメラについては、望遠鏡をEOSマウントで統一しているために、所有しているEOS機の60Daを使った。本来ならCMOSカメラ(183MC Pro)で動画撮影してスタック処理をするべきかと思ったが、PCを使う必要があって面倒なので、一眼レフの60Daでの1コマ撮りで妥協した。
これらは焦点距離490mmとAPS-Cカメラの組み合わせとなるため、太陽や月に対しては拡大が不足気味になる。上の巨大黒点拡大画像も焦点距離不足で小さかったので、Photoshopのニューラルフィルターのスーパーズームで2倍に拡大してみたが、なかなか良い感じになった。
架台についてはAZ-GTiを赤道儀モードで使い、スマホでW-Fi接続してSynScan Proでコントロールした。
太陽については極大期が到来しているので今後も大きな黒点が出現すれば撮影していきたいが、平日に撮影しづらいのが問題。
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