- 【環境】
- 2021/10/28 18:54 – 10/29 20:55 / 兵庫県明石市/気温16℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.0
- 2021/10/29 19:12 – 10/29 21:18 / 兵庫県明石市/気温14℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.1
- 【光学系】R200SS + エクステンダーPH(1120mm F5.6)/ Comet BPフィルター
- 【カメラ】ASI294MC Pro
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ガイド鏡:ミニボーグ50+クローズアップレンズNo.2/ガイドカメラ:ASI178MM
- 【ソフトウェア】<撮影>APT3.88/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
- 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30・180sec x 76コマ(合計228分)/PHD2によるオートガイド
- 【処理法】
- 前処理(リニア):PixInsight – WBPP, ABE, DBE, PCC
- 後処理(ノンリニア):ステライメージ9・Photoshop
- 2×2ソフトビニング・トリミング有り
光害地の自宅から撮影した、はくちょう座の散光星雲NGC6888。その形状から「三日月星雲」、「クレセント星雲」と呼ばれている。
撮影したのが昨年10月末で、沈みゆくはくちょう座を夜の早めの時間帯に撮影した。そのため光害が多く、2日間で4時間近い露出時間をかけたが、淡い部分があまり写らなかった(三日月の内側の部分など)。このときの主目的が系外銀河NGC891の撮影であり、三日月星雲はそれまでの空き時間を埋めるために撮影したので、フィルターが系外銀河向けのComet BPになっていたのも原因と思う。
2年前にも自宅からFLT98CFを用いて同じ対象を撮影していたが、その時はQuad BPフィルターだったので、三日月の内側が今回よりも良く写っていた。やはり輝線星雲にはQuad BPのほうが良さそう。
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