M33 (光害地・QBPフィルター・冷却CMOS)

20191101-M33
M33 さんかく座の系外銀河 (5.7等・視直径62’)
  • 【環境】2019/11/2 0:08 – 2:18 2:21/兵庫県明石市/気温 13℃/光害レベル:SQM-L測定値=19.0
  • 【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)/Quad BPフィルター
  • 【カメラ】ASI294MC Pro
  • 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/D=50mm F4ガイド鏡/Lodestar Autoguider
  • 【ソフトウェア】<撮影>APT3.7/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン300・180sec x 39コマ/PHD2によるオートガイド・APT連携ディザリング
  • 【処理法】
    • ステライメージ8によるダーク減算、フラット補正、デベイヤー
    • FlatAide Proによる追加フラット補正(シェーディング補正)
    • Photoshop CC、ステライメージ8による調整(星消しにStarNet++併用)
    • 2×2ソフトビニング、トリミングあり

Quad BPフィルターはHαを主とした輝線星雲撮影に効果的だが、恒星の集まりである系外銀河や星団には不向きなはず。

しかしこれまでNGC4631で銀河中央が赤く写るなどの効果もあったので、赤い星雲が点在するM33で試してみた。

ただ結果としては、M33内の赤い(はず)の星雲を赤く写すことができなかった。

それから、上の画像は後で見返すとちょっと強調処理をやりすぎている感じがする。下の画像はコンポジット後にノイズ低減と2×2ソフトビニング処理、ちょっとだけコントラストを調整してトリミングしただけのものだが、このほうが自然で良い感じもする。

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