今朝、西方最大離角となった水星を観測した。このところすっと晴天続きであったが、今日から天気は下り坂とのことで雲が多かった。しかし水星付近は運良く雲が切れており、撮影も行うことが出来た。
天候が悪いときは最大離角前後の好機に一回も見ることが出来ずに終わることもあるが、今回のように晴れが続くと飽きるぐらい見ることが出来る。水星は、なかなか見られないからこそ見る価値があるのであって、眼視の対象としてはそんなに面白いものではない。満ち欠けする内惑星としては金星の方が見映えがすると思う。見えること自体に意味があるという点では、カノープスと同じようなものであろうか(カノープスも、昨年は我が家のベランダから見えた)。
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