昨夜は（このブログで書いたとおり）和歌山大のネット中継で、はやぶさの再突入を見ることができた。配信が数分の遅延気味ではあったが、暗い画面に突然明るい火の玉が現れ、雲を照らし、輝きながら消えていったのを見たときは、なかなか感動的な気分であった。現地で中継されていた方々の音声が入っていたのも、臨場感があって良かったと思う（下記URL）。
http://www.ustream.tv/recorded/7634995
www.ustream.tv
さらにびっくりしたのが、深夜のNHKニュースで流れた映像。
エラー｜NHK NEWS WEB
www3.nhk.or.jp
はやぶさ本体がバラバラに分解しながら燃え尽き、その横をカプセルが真っ直ぐ尾をひいて進んでいるのがハッキリ分かる。何でこんな間近で撮れるんだろう。やはり予定の場所にかなりの精度で落とす事が出来たのだろうか。NHKは生中継でなかったのが残念だが、この映像を見ると「さすが」としか言いようがない。
こちらはNASAが航空機から撮影した映像。こちらもなかなか。
デジタルプラネタリウム & コンサルティング
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www.media-i.com
一方、新聞社も次々と素晴らしい写真を撮影して公開している。
落下後すぐに公開された読売新聞の画像。
http://www.yomiuri.co.jp/space/news2/20100613-OYT1T00818.htm
www.yomiuri.co.jp
朝日新聞。これも素晴らしい。
asahi.com（朝日新聞社）：南天の天の川の前を右下から上方へ横切った「はやぶさ」と回収カプセル＝日本時間１３日午後１０時５１分から星を自動追尾して３分間露光、豪州南部グレンダンボ近郊、東山写す - 小惑星探査機「はやぶさ」、地球に帰還 - フォトギャラリー
朝日新聞の速報Webサイト、アサヒ・コムのフォトギャラリーページです
www.asahi.com
NHKにしろ新聞社にしろ、一回きり＆一瞬しかないチャンスを確実に、しかも美しく捉えているのは、さすがプロだと思う。
そして、はやぶさ自身が、カプセル分離後に最後のミッションとして取り組んだ「地球撮影」。
最後の力を振り絞ってカメラを地球に向け撮影し、画像を送信した。
はやぶさラストショット (c)jaxa
twitpic.com
画面の下の方が送信しきれなくて途切れているようだが、ほんとにギリギリだったんだという感じが伝わってくる1枚。
さて、カプセルも無事回収されたようだし、あとは分析待ち。期待したい。
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