2011/1/8 – 10 西はりま天文台公園(1)

この土曜から月曜の3連休(1/8~1/10)を利用し、西はりま天文台公園に2泊してきた。メンバーは私とA(2)さん、A(3)、りんしゃんさんの4人。

前回訪問時(2011/2/13 – 14)は曇りで全く星が見えなかったので、今回にはかなり期待していた。

西はりま天文台公園
西はりま天文台公園

まず1日目(1/8)だが、現地に到着した夕方には雲も少なく良い天気であった(写真↑は、「なゆた」望遠鏡のある南館。手前のドームが、今回借りた26cm反射望遠鏡のあるサテライトA)。

「なゆた観望会」も無事快晴の状態で行われ、「リゲル(二重星)」、「オリオン大星雲」、「M37散開星団」、「木星」、「青い雪玉星雲」、「h・χのhの方」等を見る事が出来た。さすがに2m鏡だけあって、リゲルはものすごく離れて分離、トラペジウムE星は余裕で見えた(当然F星も見えるはずだが、わずか数秒間の観望時間では、どれがそうなのか認識出来なかった)。また、青い雪玉星雲は初めて眼視で見ることが出来た。

その後、借りているサテライトドームAの26cm反射望遠鏡で観望を開始した。
「なゆた」では倍率が大きすぎて全体が見えないオリオン大星雲も、約45倍で鳥が羽を広げたような様子全体がはっきり分かった。私が所有する最大口径の12cm屈折(SE120)とは次元の違う見え方であり、星雲星団の眼視はやはり口径が重要だということを再認識した。
これなら写真遠征を一時やめて、25~30cmぐらいのドブソニアンを購入し、眼視onlyの遠征をしばらくしても良いかも、と思った(ほんとは両方したいが車に載らない)。

なお、この日は「友の会」の例会だったようだ。隣のサテライトドームBでも写真撮影グループが活動されていた。私もここ数年間家族会員を継続しているが、例会には参加経験がない。この日も例会とは知らず、一般客として家族ロッジに宿泊していた。やはり「宇宙Now」はちゃんとチェックしないと。

ドームでの観望と並行して、固定撮影で天文台と北天の日周運動を写真に収めようとしたが、撮影を始めてすぐに雲が湧いてきて中断してしまった(せめて後20分保ってくれれば良かったが)。

西はりま天文台と北天の日周運動
西はりま天文台と北天の日周運動
  • 2011/1/8 23:13~
  • EOS Kiss X2 / タムロンA16(17mm F3.5)
  • ISO800, 30sec x10コマ 比較明合成

この日はこれで終了。家族ロッジに帰って寝てしまった。

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