- 【環境】2018/8/4 22:55 – 23:55/兵庫県明石市/気温 31℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.6
- 【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)/LPS-P2フィルター
- 【カメラ】PENTAX KP
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ノータッチ恒星時追尾
- 【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)
- 【撮影法】ISO6400 30sec x64
- 【処理法】:RStackerによるダーク減算・フラット補正、Lightroom CCによる現像、ステライメージ8で位置合わせ、加算平均、ステライメージ8、Photoshop CCで調整、2×2ソフトビニング後、中心部を640×640で切り出し
APS-Cサイズながら高感度が良好と評判の「PENTAX KP」を半ば衝動買いしたので、とりあえず光害地である自宅バルコニーで試写した。
北極星が見えず極軸をちゃんと合わせられない環境だがオートガイドも面倒なので、ISO6400の高感度で30秒の短時間露出を多数撮影して合成した(オートガイド無しの短時間でお手軽に行きたいということも購入理由)。
ピクセル等倍ではやはり星の流れが目立つので、ステライメージで2×2ソフトビニングしている。
猛暑が続き、夜中でも31℃の高温となっていたが、短時間露出ならISO6400でもひとまず使えそう。 下は、カメラ出力のjpegをピクセル等倍で切り出したもの(高感度NR:オート)。全体的に青いのは光害カット用のLPS-P2フィルタのため。
この下は、RStackerでダーク減算、フラット補正後、Lightroom CCで色補正とノイズ低減(輝度:30、カラー:30)したもの。ピクセル等倍。
RStackerでの処理は、PENTAXのRAW形式(PEF)のファイルをDNG ConverterでRStackerの推奨形式(DNG1.3互換、非圧縮、リニア画像:なし、Jpegプレビュー:なし)に変換して行ったが、特に問題は起きず、正常に処理出来た。カメラ出力よりはこちらの方がノイズの粒が細かく、品質が良い。
それから、今の家(木造)の2階バルコニーは振動が大きくて長焦点は厳しそう。以前住んでいた鉄筋コンクリートのマンションでは、900mmを数分オートガイド出来た(NGC2903)が、たぶんこちらでは500mmぐらいが限度かも。
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