- 【環境】2019/9/7 21:45 – 23:39/兵庫県明石市/気温 29℃->28℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.5->18,7 (月齢8.1の月明有り)
- 【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)/Quad BPフィルター
- 【カメラ】ASI294MC Pro
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/D=50mm F4ガイド鏡/Lodestar Autoguider
- 【ソフトウェア】<撮影>APT3.7/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
- 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン300・180sec x 27コマ/PHD2によるオートガイド・APT連携ディザリング
- 【処理法】:ステライメージ8によるダーク減算、フラット補正、デベイヤー、加算平均 /FlatAide Proによる追加フラット処理/ Photoshop CC、ステライメージ8による調整、2×2ソフトビニング、トリミングなし
2019/9/7の夜に光害地の自宅で撮影した三日月星雲(はくちょう座の散光星雲)。まだ西の空に上限過ぎの月(月齢8.1)が残っている時点から撮影開始したが、SQM-L測定値は18.5と月のない状態とあまり変わりがなかった。月が沈んでも18.7程度なので、このぐらいの月明は光害に埋もれて影響は少なそうだ。
今回の撮影では2時間ぐらいの総露出時間を目指したが、途中で曇っていまい、81分で終わってしまった。それでも、 思っていたよりは周囲の星雲含めてはっきりと写すことができたと思う。
MGC6888は三日月星雲( Crescent Nebula )と呼ばれているが、三日月というよりはクラゲのような形に見える。
その周囲は、はくちょう座中心部の赤い散光星雲が取り巻いているが、それら周囲の星雲が赤一色であるのに対して、三日月星雲は他の色も混じっており、周囲革から浮いたようなイメージになる。
私の環境でQuad BPフィルターを用いるとオレンジ色が強くなり、なかなか本来の色を出せない。無光害地でノーフィルターで撮影すると青から白っぽい色が混ざるようだ。
下の画像は、三日月星雲の周囲のみを切り出したもの。
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