- 【環境】2019/11/4 18:51 – 22:25/兵庫県明石市/気温 13℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.2/月齢7.3の月明あり
- 【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)/Quad BPフィルター
- 【カメラ】ASI294MC Pro
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/D=50mm F4ガイド鏡/Lodestar Autoguider
- 【ソフトウェア】<撮影>APT3.7/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
- 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン300・180sec x 48コマ/PHD2によるオートガイド・APT連携ディザリング
- 【処理法】
- ステライメージ8によるダーク減算、フラット補正、デベイヤー
- FlatAide Proによる追加フラット補正(シェーディング補正)
- Photoshop CC、ステライメージ8による調整(星消しにStarNet++併用)
- 2×2ソフトビニング、トリミングなし
2019年11月4日夜、光害地の自宅にて月明7.3(半月)の月明下で撮影した、はくちょう座のペリカン星雲の画像を処理した。
ペリカン星雲は散光星雲としては明るめなので、光害や月明があってもQuad BPフィルターによるワンショット・カラー・ナローバンド撮影でよく写ってくれる。ただし、相変わらず赤一色で色彩感に欠けてしまうのは仕方ない。
画像処理としては、星雲の中で最も明るいペリカンの後頭部(?)付近について、立体感を強調したかったのと、画像右側の星雲が薄い部分でレースのカーテンのような透明感を出したかった。
できるだけ頑張ったつもりだが、あまり納得行く出来ではない。総露出時間は144分だが、もっと必要かもしれない。
コメント