- 【環境】2019/11/8 23:49 – 2019/11/9 1:56/兵庫県明石市/気温 9℃/光害レベル:SQM-L測定値=17.9(月齢11.5の月明有り)
- 【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)/Quad BPフィルター
- 【カメラ】ASI294MC Pro
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/D=50mm F4ガイド鏡/Lodestar Autoguider
- 【ソフトウェア】<撮影>APT3.7/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
- 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン300・180sec x 36コマ/PHD2によるオートガイド・APT連携ディザリング
- 【処理法】
- ステライメージ8によるダーク減算、フラット補正、デベイヤー
- FlatAide Proによる追加フラット補正(シェーディング補正)
- Photoshop CC、ステライメージ8による調整(星消しにStarNet++併用)
- 2×2ソフトビニング、800ピクセルx800ピクセルの領域を切り出し
2019/11/8の夜に光害地の自宅で撮影したNGC281(パックマン星雲)の画像を処理した。
パックマン星雲はカシオペア座にある散光星雲(HII領域)で、比較的明るく、広角レンズの星野撮影でも存在がわかる。
「パックマン」の名前は、ゲームキャラであるパックマンに似ているからだそうだ。
今回の撮影時には光害に加えて月齢11.5の月が南天にあったが、明るめの散光星雲であるパックマン星雲はQuad BPフィルター使用のおかげで良く写ってくれた。
パックマンの口に相当する切り欠きの部分が、散光星雲の手前にある暗黒星雲であることもわかる。
また、星雲の中にはグロビュールが点在しており、わし星雲(M16)中心部の「創造の柱」のような構造も確認できる。
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