- 【環境】2023/1/2 4:58 – 6:05/兵庫県明石市/気温 4℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.4
- 【光学系】BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)/ Comet BPフィルター
- 【カメラ】ASI294MC Pro
- 【架台・ガイド】AZ-GTi赤道儀モード/ASIAIR Pro/SVBONY 30mm F4ガイド鏡/ASI120MM Mini
- 【ソフトウェア<撮影&ガイド>ASIAIRアプリ(Android)/ <処理>(下記の通り)
- 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30/180sec x 23コマ(69分)
- 【処理法】
- 前処理(リニア):PixInsight – WBPP, ABE, DBE, 彗星核基準で加算平均
- 後処理(ノンリニア):PixInsight・ステライメージ9・Photoshop
- 2×2ソフトビニング・トリミング有り
昨日(2023/1/2)未明に光害地の自宅から撮影したC/2023 E3 ZTF(ズィーティーエフ)彗星。
撮影している段階で気が付いたのだが、これまでより明らかに背景が明るい。いつもの条件だとヒストグラムのピーク位置がグラフの左から1/4~1/3ぐらいになるが、今回は半分ぐらいの所になっている。SQM-L測定値は18.4でおおむね自宅における通常の値だが、空がボヤっとして透明度が悪い。気象庁の情報では黄砂は無いようだし、月もないのでやはり薄雲かもしれない。
そのため、晴れが続いて60分以上の露出が稼げたにもかかわらず、イオンの尾は全く見えない。12/29に45分露出した時はなんとなく見えるような写り方をしていたが、今回は完全に背景に埋もれている。まだ7等台なので光害地での撮影は厳しい。
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