- 2023/2/5 22:41 – 22:44/兵庫県明石市/気温 5℃/光害レベル:SQM-L測定値=17.6(月齢15の月明あり)
- PENTAX KP / XRリケノン 135mm F2.8 -> F4.0
- ISO1600, 20 sec. x 9コマ(アストロトレーサー追尾撮影)
- Lightroomで現像、PixInsight, ステライメージ、Photoshopで調整
- 加算平均合成、2×2ソフトビニング・トリミング
ZTF彗星(C/2022 E3)は2/5~2/6にかけてぎょしゃ座のカペラに接近した。光度は約5.2等(ステラナビゲータによる)。それをデジカメ(KP)と135mmレンズで捉えた。最も接近したのは2/6だが天気が悪く撮影出来なかったので、2/5に撮影したほうを処理した。
光害地ではあるがこのレンズに使える光害カットフィルター類を持っていないため、ノーフィルターでの撮影となった。三脚固定だが、アストロトレーサー追尾で20秒×9=180秒分の露出となる。満月と光害で背景が明るかったが、ダストの尾がボヤっと写った。
カペラの星像に光条が出ているのは、絞りを開放ではなく一段絞っているため。このレンズ(XRリケノン135mm F2.8)はマニュアルフォーカス・絞りリング付きのいわゆる「オールドレンズ」で、メルカリで数千円で入手したものだが星像は結構良い。コンパクトで持ち運びやすいのでアストロトレーサーと組み合わせて使うことが多く、昨年もレナード彗星や星雲撮影に活用した。
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