惑星状星雲 Sh2-274(メデューサ星雲)と散開星団NGC2395

メデューサ星雲と散開星団NGC2395
Sh2-274 (PK 205+14.1)メデューサ星雲(ふたご座の惑星状星雲)と散開星団NGC2395
  • 【環境】2024/3/15 23:20 – 3/16 0:38/兵庫県明石市/気温10℃/光害レベル:SQM-L測定値18.3
  • 【光学系】BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)/ Comet BPフィルター
  • 【カメラ】ASI294MC Pro
  • 【架台・ガイド】AZ-GTi(赤道儀モード)/ASIAIR Pro/SVBONY 30mm F4ガイド鏡/ASI120MM Mini
  • 【ソフトウェア<撮影&ガイド>ASIAIRアプリ(Android)/ <処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30/120sec x 40コマ(80分)
  • 【処理法】
    • 前処理(リニア):PixInsight: WBPP, ABE, DBE, PCC, BlurXTerminator, NoiseXTerminator
    • 後処理(ノンリニア):ステライメージ9・Photoshop
    • 2×2ソフトビニング・トリミングあり

光害地の自宅から撮影した、ふたご座の惑星状星雲Sh 2-274(PK 205+14.1)「メデューサ星雲」と、近くの散開星団NGC2395。場所は下図の通り、ふたご座の南端でこいぬ座との境界付近となる。

メデューサ星雲の位置

今回は12P(ポンス・ブルックス彗星)を撮影後に「ついで」で撮影したため、小型鏡筒(BORG71FL)での撮影となったが、惑星状星雲なので本来はもっと口径が大きくて焦点距離の長い鏡筒で撮影すべきもの。下の記事は同じ自宅からR200SS+エクステンダーで撮影したものだが、星雲の詳細な構造まで写っている。

一方今回の画像は、メデューサ星雲がボヤっとしか写っていない。その代わり写野が広くて近くの散開星団NGC2395が写っているのだが、この星団もまばらではっきりしない。とりあえず星団の番号を入れてみたものが下の画像。

メデューサ星雲(ふたご座の惑星状星雲)と散開星団NGC2395

この二つを捉えたものであれば、同じく自宅からFLT98CFで写したものの方が良かった(下の記事)。

そういうわけで、今回の撮影は小型鏡筒にとってはちょっと無理がある対象で、結果も過去の撮影分に比べて悪く、あまり芳しくなかった。

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