【環境】2024/11/3 18:23 – 19:44/兵庫県明石市/気温15℃/光害レベル:SQM-L測定値18.6
【光学系】BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)/ Comet BPフィルター
【カメラ】ASI294MC Pro
【架台・ガイド】AZ-GTi(赤道儀モード)/ASIAIR Pro/SVBONY 30mm F4ガイド鏡/ASI120MM Mini
【ソフトウェア<撮影&ガイド>ASIAIRアプリ(Android)/ <処理>(下記の通り)
【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30/120sec x 41コマ(82分)
【処理法】
前処理(リニア):PixInsight: WBPP, DBE, 彗星核基準加算平均合成
後処理(ノンリニア):ステライメージ9・Photoshop
50%縮小・トリミング有り
紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)は10月の3連休(10/12-14)に連続して撮影することが出来たが、その後はずっと天候が悪く撮影出来ず、昨日になって久しぶりに晴れてやっと撮影が出来た。10月には街中でも肉眼で見ることが出来たが、現在は6等級まで暗くなってしまった。それでも望遠鏡の直焦点で長時間露出すると、広がった尾を確認することが出来た。
撮影は1時間20分かけて行ったため、その間彗星が星の中を移動している。そのため彗星の核を基準に合成すると星が流れて線になる。
それから、多くの彗星は撮影すると核が緑色になっていることが多いが、このC/2023 A3はなぜか緑色が薄くて白色に近い。これは接近前の6月ごろからそのような傾向だった。
コメント