
- 【環境】2025/10/23 19:15 – 20:49/兵庫県明石市/気温20℃/光害レベル:SQM-L測定値17.5
- 【光学系】BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)/ Comet BPフィルター
- 【カメラ】ASI294MC Pro
- 【架台・ガイド】AZ-GTi(赤道儀モード)/ASIAIR Pro/SVBONY 30mm F4ガイド鏡/ASI120MM Mini
- 【ソフトウェア<撮影&ガイド>ASIAIRアプリ(Android)/ <処理>(下記の通り)
- 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30/60sec x 94コマ(94分)
- 【処理法】
- 前処理(リニア):PixInsight: WBPP, ABE, CometAlignment, DBE, NoiseXTerminator
- 彗星核基準でスタック
- 後処理(ノンリニア):ステライメージ10・Photoshop
- 50%縮小・トリミング有り
- 前処理(リニア):PixInsight: WBPP, ABE, CometAlignment, DBE, NoiseXTerminator
光害地の自宅から撮影したスワン彗星(C/2025 R2)。この日は快晴で、日没後からレモン彗星(C/2025 A6)の撮影を行った後、このスワン彗星の撮影を行った。このときスワン彗星はわし座を通過中で、20時の時点でも高度が約34°あって撮影しやすかった(位置は下図のとおり)。

ただし光度のほうは約6.4等と暗く、前回(10/17)にはわずかに写っていた短い尾も今回は全く確認できなかった。
撮影時間が94分程度とれたので、それをすべてスタックしてみたのだが、やはり尾はわからず、緑色のぼんやりとした広がりが見えるだけになった。
せっかく多数のコマを撮影できたので、彗星が移動する様子を動画にしてみた。
光害によるかぶりの程度が近くの照明の状態に左右されるためか、コマごとの背景レベルの差が結構あって、それを均等化すると、逆に彗星のレベルにバラツキが生じ、チカチカするようになってしまった。

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