
- 【環境】2025/10/27-29/兵庫県明石市/気温10℃/光害レベル:SQM-L測定値18.2
- 【光学系】BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)/ Comet BPフィルター
- 【カメラ】ASI294MC Pro
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ASIAIR Pro/SVBONY 30mm F4ガイド鏡/ASI120MM Mini
- 【ソフトウェア<撮影&ガイド>ASIAIRアプリ(Android)/ <処理>(下記の通り)
- 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30/180sec x 171コマ(513分)
- 【処理法】
- 前処理(リニア):PixInsight: WBPP, ABE, DBE, SPCC, BXT ,NXT, MGC, MAS
- 後処理(ノンリニア):ステライメージ10・Photoshop
- 33.3%に縮小・トリミング有り
光害地の自宅から撮影した、はくちょう座の超新星残骸「網状星雲」(西)。
昨年秋から実施された「TASC-onリコリモ」のガチコースに入り、ここ数か月ずっとリコリモの画像処理ばかりを実施してきたため、自宅バルコニーで撮影した画像データがかなり溜まってきた。このままでは処理しないままお蔵入りになりそうなので、リコリモ画像と自分の画像を交互に処理していこうと思う。リコリモの方も毎週一件は処理してきたが、まだまだたくさん残っている。平日は仕事でじっくり取り組めないし、土日も毎週天体画像処理ばかり出来るわけではない。ちょっと息切れしてきた。雑誌に投稿するわけではないので期限は無いし、もうちょっとのんびりめに処理していきたい。
今回の画像は昨年秋に自宅で、小口径のBORG71FLで撮影した網状星雲。これは超新星の残骸で、赤と青緑の星雲が複雑に絡み合っている。網状星雲にはこの画像写野の左(東)にもNGC6992があるが、f=288mm + フォーサーズセンサーでは入りきらなかった。この画像の右端のNGC6960は「魔女のほうき星雲」と呼ばれているようだが、むしろ中央の星雲の方が立てかけたほうきに見える。
位置は下図の通り。

今回の機材の組み合わせでは写野が広めのためか、光害地では背景のカブリと色むらがひどい。その修正には以前から苦労していたが、最近はPixInsightのMGC(Multiscale Gradient Correction)を使っており、かなり楽になってきたのではないかと思う。今回の画像は3晩にわたり8時間以上露光しているが、それでも星雲の淡い部分は背景の光害に埋もれ、浮かび上がってこなかった。使用しているフィルターがComet BPで対光害性能が若干弱いのが原因かもしれない。Quad BPか、各社のDualバンドフィルターを用いるともう少し淡い部分も出せた可能性がある。ではなぜComet BPを使ったかというと、今回は彗星の撮影(C/2025 A6)がメインで、星雲はそのついでだったから。一晩の途中でフィルターを変えるのは結構めんどくさい。

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