
- 【環境】2025/11/3 18:05 – 18:46/兵庫県明石市/気温15℃/光害レベル:SQM-L測定値17.5(月齢12.9の月明あり)
 - 【光学系】BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)/ Comet BPフィルター
 - 【カメラ】ASI294MC Pro
 - 【架台・ガイド】AZ-GTi(赤道儀モード)/ASIAIR Pro/SVBONY 30mm F4ガイド鏡/ASI120MM Mini
 - 【ソフトウェア<撮影&ガイド>ASIAIRアプリ(Android)/ <処理>(下記の通り)
 - 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30/60sec x 42コマ(42分)
 - 【処理法】
- 前処理(リニア):PixInsight: WBPP, ABE, CometAlignment, DBE, NoiseXTerminator
 - 後処理(ノンリニア):ステライメージ10・Photoshop
 - 50%縮小・トリミング有り
 
 
光害地の自宅から撮影したレモン彗星(C/2025 A6)。
昨日は日没時からほぼ快晴で雲が邪魔になることはなかったが、月齢が12.9と明るく、淡い彗星の尾が写るかどうか心配だった。しかし40分程度露光してスタックすると、長くて青いイオンの尾が浮かび上がってきた。途中で少し折れ曲がっている様子もわかる。黄色いダストの尾、青いイオンの尾、緑がかった核、それぞれの色の対比が美しい。
このような姿は昔見た「ヘール・ボップ彗星」を思い出させる(下の画像)。

もちろん明るさが全く違う。肉眼級のヘール・ボップ彗星とは比較にならないが、望遠鏡で拡大して写すと同じような感じに見える。
レモン彗星はこれから暗くなって、高度が下がってくるので、だんだん見えづらくなる。
  
  
  
  
コメント