- 【環境】2013/2/9 22:58 – /兵庫県多可町/気温:-7℃/光害レベル:SQM-L測定値=20.9
- 【光学系】タムロンA16(SP AF17-50mm F/2.8 XR DiII) / 50mm F4.0
- 【カメラ】EOS kiss X2(IDAS改)
- 【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾
- 【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)
- 【撮影法】ISO800, 240sec x 12コマ
- 【処理法】:RStackerでダーク減算、ステライメージ7(加算平均・調整), Photoshop CS6、4×4ソフトビニング、周辺部をトリミング
2月9日に多可町で撮影した、「M35からバラ星雲付近の星野」の画像を処理した。
このときは雲の通過が多く、12コマしか撮影できなかった。出来れば20~30コマぐらいは欲しかった。さらに多可町は光害があるため、星雲の淡い部分は出せなかった。
光害によるカブリは、明るさだけでなく色ムラも生じるが、このように淡い星雲が分布しているところでは、何が本来の色なのか分からなくなってくる。標準~広角レンズのフラット撮影は難しいので、いつもステライメージで補正しているが、結構苦労する。やはり光害の影響のない元画像を撮影するのが重要なようだ。
今回、届いたばかりのステライメージ7を用いたが、使い勝手が向上しているようだ。特に、各処理のパラメータウィンドウを開いているときでも、画像ウィンドウの拡大・縮小や移動などが出来る所、チャンネルパレットの追加などは便利だと感じた。
また、コンポジット時の自動位置合わせは、これまでのように基準位置を指定しなくて良いので、手間は減らせそうだ。ただし、ある程度の時間は掛かる。
その他、ガイドエラー補正機能などが追加されているので、順次試していきたい。
なお、下は星雲・星団名入りの画像。
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