- 【環境】2010/12/5 0:30- /兵庫県神河町砥峰高原/気温 -7℃/光害レベル:SQM-L測定値=20.9
- 【光学系】William Optics FLT 98 Triplet APO(D=98mm f=618mm) + ケンコーACクローズアップレンズ No.2
- 【カメラ】EOS Kiss X2(IDAS改造)
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/miniBORG60EDガイド鏡/ガイドカメラ NexImage/USB-IO
- 【ソフトウェア】】<オートガイド>iAG<撮影>-<処理>(下記の通り)
- 【撮影法】ISO800, 600sec. x 7
- 【処理法】:ステライメージ6,Photoshop Elements8による処理、3×3 ソフトビニング、トリミング、更に縮小
2週間前の12月4日夜に砥峰高原で撮影したバラ星雲。
バラ星雲は、中心部に散開星団NGC2244を取り囲む散光星雲で、写真では赤いバラのように写る。大きさはかなり大きく、APS-Cのカメラと500mm強の焦点距離で写野いっぱいになるので、視直径は月の2倍以上あるようだ。
撮影時には、パソコンがバッテリー切れで止まったり、EOS Utilityが起動しなくなるなどのトラブルに見舞われて時間をロスし、10分×7枚しか撮れなかった。更に構図もトラブル回復の途中で決め直しをしたため、コンポジットする領域が少しずれ、有効な写野が狭くなってしまった。更に更にピントが甘く周辺星像が全然ダメだったので、トリミングした。
このように色々あったが、撮影時の気温が氷点下でノイズが少なく、画像処理はしやすかった。
また、カメラはこの日に届いたKissX2のフィルター交換改造機を用いたが、さすがに星雲の写りは無改造機より良くなった。
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