- 【環境】2018/11/4 0:22 – 2:11/兵庫県加東市/気温 12℃/光害レベル:SQM-L測定値=20.6
- 【光学系】ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG【7885】(f=298mm F5)
- 【カメラ】EOS 60Da
- 【架台・ガイド】JILVA-170/ノータッチ恒星時追尾
- 【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)
- 【撮影法】ISO3200・120sec x38コマ
- 【処理法】RStackerによるダーク減算・フラット補正、Lightroom CCによる現像、 ステライメージ8で位置合わせ・加算平均、Photoshop CCで調整 3×3ソフトビニング。
昨夜は一般の天気予報では一応晴れということだったが、SCWでは雲量多め。しかしとりあえず加東市まで行くことにした。
今回は、ポラリエ+PENTAX KP+シグマ18-35ズームで星野を、JILVA-170+EOS 60Da+ミニボーグ60EDでハート星雲を狙ってみた。しかし、SCWの予報通り雲の通過が多く、なかなか画像のコマ数が稼げない。 特に広角レンズでは写野の何処かに雲が入っているような状況が続いた。こういうときは望遠レンズの方が良かったかもしれない。SQM-L測定値は20.6とやや悪めで、空の背景が白っぽく、春のような空。 しかし気温は12℃と、デジカメにとってはなかなか良い感じに冷えてきた。
JILVA-170によるハート星雲の撮影については、今回特に配線コード類の取り回しに気を付けたためか好調で、ガイドズレはほぼ無かった。(50数コマのうち1コマだけ、おそらく撮影再開時のリモートタイマーの操作時に手が当たったか何か)。
しかし、雲の通過によって何度も中断したり、没になったコマが多く、使えるのは2分×38コマにとどまった。
また、目に見えない星雲の手動導入・構図決めは難しい・・・。今回は、5cmファインダーで2重星団からたどっておおよその位置決め、その後ISO12800で30秒露出の試写で微修正した。
ポラリエによる広角レンズ撮影の方は、使えるコマの選別だけでも時間がかかりそうなので、また後日処理予定。
下の画像は、雲が広がって撤収する前に、雲の間から冬の大三角を無理矢理撮ったスナップ(90秒×3コマ)。薄雲と光害カブリと冬の天の川、星雲が混じり合って、よく分からない画像になった。
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