- 【環境】2008/12/30 23:17 – /兵庫県加古川市/気温不明/光害レベル:SQM-L測定値=17.8
- 【光学系】VIXEN ED100Sf(D=100mm f=900mm) 直焦点/LPS-P2フィルタ使用
- 【カメラ】EOS Kiss X2(無改造)
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀
- 【ソフトウェア】<オートガイド>ガイドウォーク<撮影> – <処理>(下記の通り)
- 【撮影法】ISO800/300sec x 5
- 【処理法】:ステライメージ6,Photoshop Elements5による処理、2×2ソフトビニング後、トリミング
ED100Sfの直焦点(焦点距離900mm)で撮影した、しし座の系外銀河NGC2903である。撮影は昨年末で、M64・M104と同日に撮影した。
この銀河は以前にもSE102直焦点(焦点距離500mm)で撮影しているが、それに比べると今回は焦点距離が長い分、より細かい構造まで分かる。しかし銀河を撮影するにはまだまだ短焦点だ。
カメラはKissX2の無改造機であり、冷却もしていないので処理前はノイズがかなり目立った。そのためカラーノイズ低減処理をかなり強くかけており、モノクロのような感じになってしまった。
これは処理前の画像(JPEG画像から等倍で銀河部分を切り出し)。これの元になるRAW画像を5枚コンポジット、2X2ソフトウェアビニングして、階調やノイズ低減の処理を行った。光害地なのでLPS-P2を用いているが、銀河の腕の淡い部分は背景に埋もれてしまっている。もうすこし露出を伸ばすかコンポジット枚数を増やした方が良かったとは思うが、撮影中に高度が上がりベランダのヒサシに隠れてしまったので、300sec×5枚しか確保できなかった。視界が狭いベランダ撮影の難点だ。
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