今年のペルセウス座流星群は、昨夜(8月12日夜)が極大だったが、月が0時前に出てくるのであまり条件は良くなかった。また天候も曇りがちの予報で期待できなかったが、とりあえず加古川市北部まで出掛けてみることにした。
現地には22時頃着いたが、全体的に薄雲に覆われており、雲の薄い部分で3等星が見える程度。カメラを出すかどうか迷ったが、しばらく見ていると雲の薄いところに0等級の明るいペルセ群流星が流れたので、とりあえず撮影することにした。
0時過ぎには月齢22.8の明るい半月が昇ってきて、相変わらず雲も多くて最悪の条件だったが、それでも0~1等級の明るい群流星を10個程度眼視で確認できた。これは月と雲が無ければかなりの数になっていたのではないかと思う。
明るい流星はカメラを向けている方向にはなかなか出現してくれず、今回は画像無しかと思ったが、帰宅後確認すると雲の間に写っているものが数枚あった。
ところで、最近は数が増えた人工衛星と、2等級以下の暗めの流星との区別がつきにくくて困る。基本的には連写しているため前後のコマとの連続性で確認しているが、それでも区別がつきにくい「疑惑の流星」はある。
- 画像共通データ
- PENTAX KP
- SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM -> 18mm F2.5
- ケンコーPRO1Dプロソフトンクリア + スターリーナイトフィルター
- ビクセン ポラリエ/ノータッチ恒星時追尾
- ISO3200, 30sec.
- RStackerでダーク減算(フラット補正なし)
- Lightroom Classicで現像。調整
- SQM-Lを持っていくのを忘れたため、SQM値の測定なし。雲の薄いところで3等星が見える程度。ペガススの四辺形の中に1つだけ星が見えた。
- 気温は未測定。おそらく明け方で26℃~27℃程度と思われる。
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