昨夜(日付が変わって今日未明)、これからしばらく悪天候が予想されるため、薄曇りではあったが土星と木星を撮影した。
まず土星。
薄雲を通しての撮影なのでノイズが多めになった。
土星は8月2日の衝を過ぎており、これからどんどん遠ざかるが、地球からの距離が遠いため視直径や光度の変化が緩やかなので、すぐに見にくくなるわけではない。むしろ南中時刻が夜の早い時間帯になるため、平日に観測しやすくなる。
とはいえ、土星は表面の模様に(木星や火星ほど)大きな変化があるわけではないので、数日間隔で見てもあまり変わらないと思う。
次は木星。
木星撮影も薄雲越しとなり、撮影中にモニター画面を見ていると輝度が変化してしまうのが分かった。そのため、AutoStakkert!でスタックする際にNormalize StackをONにしてみたが効果のほどは不明。
今回は大赤斑が見えない部分となった。南半球の白斑の列が目立っていて面白い。
シーイングは良くも悪くもなく普通。8mmアイピースの270倍での眼視では、特に北赤道縞の茶色の楕円模様が目立って見えた。
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