FLT98CF

拡大撮影

SE120による土星の拡大撮影

最近の遠征ではずっとFLT98CFによる直焦点撮影をしているので、眼視観望用のケンコーSE120はあまり使っていない。家での惑星撮影にもFLT98CFを使っているが、たまにはSE120も使ってやろうということで、昨夜久しぶりに赤道儀に載せてみた。 12cm・F5(f=600mm)のアクロマートという仕様はどう見ても惑星向きではないのだが、眼視ではそこそこ使える。もちろん色収差は目立つが、星雲星団観望のついでに土星の輪や月のクレーターを気軽に見る程度なら問題ない。 では撮影では...
拡大撮影

2011/3/7~3/26の土星

3月に入って土星が見やすい時間に昇ってくるようになってきた。 3/5以降には動画を撮りためるばかりで処理が追いついていなかったが、今回やっとまとめて処理できた。 共通データWilliam Optics FLT98CF5X PowermateNexImage1/20, 20fps, 180sec.RegiStax5.1/ ステライメージ6 / Photoshop Elements8 2011/3/7 23:31:19 (JST)シーイング 6/101934フレームをスタック 2...
太陽

2011/3/26の太陽

太陽黒点も昨年ぐらいから徐々に増加しているようで、特に今月初め頃には肉眼黒点も出現していたようだが、私は残念ながら見る事も撮影も出来なかった。 実際、私が自宅の機材で太陽黒点を観察・撮影出来る機会はあまり多くない。惑星は平日でも夜に晴れていれば見る事が出来るが、太陽は無理だ。ベランダの向きの制約もあり、休日の午前中に晴れていないとダメで、しかもそのときに大きな黒点があって、自分自身の都合も良くないといけない。 そういうわけで、今日久しぶりに黒点を撮影することが出来た。 201...

大きめの満月

昨夜は月が近地点付近での満月で、視直径も大きめとのことだったので、FLT98CFの直焦点で久しぶりに月を撮影してみた。 月は楕円軌道で地球の周りを公転しているので、一周ごとに近地点と遠地点を通過するが、他の天体の影響(摂動)で遠・近地点の距離も変化しており、昨夜は近年では特に接近した状態(約356,600km)となった。 比較対象として最遠の時の画像があれば良かったのだが、残念ながらそれは無いので、比較的遠めだったろうと思われる2009年10月3日に同じ機材で撮影した満月と並...
超新星残骸

M1(かに星雲)

M1 かに星雲(おうし座の超新星残骸・光度8.4等・視直径6') 【環境】2011/2/5 22:55 - /兵庫県多可町/気温 -4℃/光害レベル:SQM-L測定値=20.9【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)【カメラ】EOS Kiss X2(IDAS改造)【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ケンコーD=63mm f=540mmガイド鏡/ガイドカメラ NexImage/USB-IO【ソフトウェア】】<オートガイド>iAG<撮影>i...
拡大撮影

2011/3/5の土星

昨夜(今日未明)は比較的シーイングが良好で、FLT98にナグラーズーム3mm(約200倍)の眼視では、カッシーニの隙間も良く見えた。 白斑については、残念ながら見える時間帯では無かったようだ。 2011/3/5 00:33:07(JST)シーイング 6/10William Optics FLT98CF5X PowermateNexImage1/20, 20fps, 180sec.1665フレームをスタックRegiStax5.1/ ステライメージ6 / Photoshop El...
系外銀河

M97(ふくろう星雲)とM108

おおぐま座の惑星状星雲M97(ふくろう星雲・光度11.2等・視直径3.2')と系外銀河M108(光度10.1等・視直径8.3') 【環境】2011/2/6 2:43 - /兵庫県多可町/気温 -4℃/光害レベル:SQM-L測定値=21.2【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)【カメラ】EOS Kiss X2(IDAS改造)【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ケンコーD=63mm f=540mmガイド鏡/ガイドカメラ NexImage/...
拡大撮影

2011/2/26の土星

昨夜は2月にしては暖かだったが、やや風が強くシーイングはあまり良くなかったため、ピント合わせに苦労した。ARPLAの8コマスタック、および16コマスタックのプレビューを用いたが、それでもピントに確信が持てなかった。 動画の質も悪く、20fpsで180secの撮像の約3600フレーム中、900フレーム弱しか使えなかった。結果として、カッシーニの間隙もよく分からない画像となった。 2011/2/26 01:13:04(JST)シーイング 4/10William Optics FL...
拡大撮影

今週の土星

土星が昇ってくる時間が徐々に早くなり、日付が変わる前から観測出来るようになってきた。昨年のこの時期はマンションの改修工事でベランダが使えず、土星をあまり見る事が出来なかったが、今年は5月ぐらいまでは見る事が出来そうだ。 今週は2/13未明、2/19未明に観測・撮影出来た。 画像の共通撮影データは下記の通り William Optics FLT98CF5X PowermateNexImageRegiStax5.1/ ステライメージ6 / Photoshop Elements8 ...
散光星雲

カリフォルニア星雲は今ひとつ

昨年12月11日の夜、兵庫県多可町で撮影した「カリフォルニア星雲(NGC1499)」の画像処理をしたが、結果はあまり良くなかった。 まず、撮影時のチェックでは気がつかなかったが、強調処理をしていくと星雲に大きめのゴミの影が写り込んでいた。しかも、その位置が撮影コマ毎に微妙に移動しているようなのでやっかいだ。 撮影した画像上のゴミ ゴミが写ったフラットも撮っていないので、仕方なく手作業で修正することに。ステライメージの選択マスクを使い、試行錯誤で部分的に明るさを調整し目立たない...
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