光害地

散光星雲

2009秋・自宅の光害状況

先月、スカイクオリティーメーター(SQM-L)を購入して以来、快晴で月が無いときには自宅ベランダで測定を行い、光害状況をチェックしている。ただし“月が無いときは天気が悪い”の法則により、測定出来た日はかなり少ない。これまでの経験上、自宅マンション(加古川市)のベランダからは、秋~冬の透明度の良い日でおよそ3.5等ぐらいまで見える。これはベランダから南東方向(つまり神戸・大阪方面)を見た場合なので、天頂付近では4等も見えるかもしれない。ただしこれは0時を過ぎて近所の大型スーパー...
流星

オリオン座流星群

昨夜は自宅ベランダからオリオン座流星群の観測を行った。今回は何故かマスコミでも大きく取り扱われたため、各地で多くの人が観測したのではないだろうか。私は翌日が仕事のため残念ながら遠征は出来なかったが、自宅で23時前からA(3)さんと一緒に眺めてみることにした(写真も固定で連続撮影をおこなった)。オリオン座流星群の放射点オリオン群という名称から、オリオン座から流星が飛び出してくるような印象を受けるが、実際の放射点はふたご座に近い。さて、はじめはペルセ群並みに流れるのではと思ってい...
散光星雲

FLT98でM42の撮影

昨夜は自宅にてオートガイドソフト(iAG)のテストを兼ねて、FLT98による撮影を行うことにした。天気はほぼ快晴となったが、秋にもかかわらず春のような霞んだ状態で、光害も多め。どうやら黄砂が来ているらしいが、その影響だろうか。とりあえず、光害があっても何とか写ってくれそうなM42(オリオン大星雲)を撮影することにした。試し撮りでは、LPS-P2を付けているのに背景が赤くかぶってしまった。いつもはLPS-P2を付けると青っぽくかぶるのだが、それだけ空の状態が悪いようだ。これなら...
散開星団

M45 プレアデス星団(すばる)を光害地で撮影

M45 プレアデス星団(すばる) おうし座の散開星団(光度1.6等・視直径120')【環境】2009/9/16 0:16 - /兵庫県加古川市/気温不明/光害レベル:SQM-L測定値=17.8【光学系】William Optics FLT 98 Triplet APO(D=98mm f=618mm)+ケンコーACクローズアップレンズNo.2/LPS-P2フィルター使用【カメラ】EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀【ソフトウェア】<オートガイド>...
惑星状星雲

M27(こぎつね座の亜鈴状星雲)・FLT98・光害地

M27 あれい星雲 (こぎつね座の惑星状星雲・光度8.1等・視直径15.2')【環境】2009/6/28 23:00 - /兵庫県加古川市/気温不明/光害レベル:SQM-L測定値=17.8【光学系】William Optics FLT 98 Triplet APO(D=98mm f=618mm)/LPS-P2フィルタ使用【カメラ】EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀【ソフトウェア】<オートガイド>iAG(α版)<撮影> - <処理>(下記の通り...
散光星雲

M8(干潟星雲)を光害地で直焦点撮影

M8 干潟星雲 (いて座の散光星雲・視直径90')【環境】2009/6/28 23:49 - /兵庫県加古川市/気温不明/光害レベル:SQM-L測定値=17.8【光学系】William Optics FLT 98 Triplet APO(D=98mm f=618mm)/LPS-P2フィルタ使用【カメラ】EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀【ソフトウェア】<オートガイド>iAG(α版)<撮影> - <処理>(下記の通り)【撮影法】ISO400/1...
球状星団

【機材】FLT98とED100Sf、M5直焦点での比較

前回、FLT98の直焦点で球状星団M5を撮影したが、昨年末にED100Sfの直焦点で同じくM5を撮影した画像があったので比較してみた。FLT98とED100Sf、M5直焦点での比較【共通データ】SE2赤道儀 / EOS KissX2SE102ガイド鏡、ガイドウォークによるオートガイドステライメージによる画像処理、ピクセル等倍切り出し【FLT98】ISO800 / 120sec. x3 コンポジット【ED100Sf】ISO800 / 180sec. 1枚のみ半分に縮小やはり半分...
球状星団

【機材】FLT98での試写(球状星団M5)

5/19の夜、FLT98直焦点の試写を行った。ベランダからはスピカとベガとアンタレスしか見えない、ほとんど「薄曇り」の、透明度が非常に悪い空であった。しかし星像の確認ぐらいは出来そうなので、とりあえず撮影してみた。撮影対象は5.8等の球状星団「M5(へび座)」としたが、このような空の状態なのでファインダーでは対象を導入できず、自動導入をおこなった。赤道儀のアライメントは何とか見えているアンタレスのみで「1スターアライメント」としたが、アライメント星とM5が近いためか、自動導入...
機材

【機材】FLT98とED100Sf、二重星の眼視での比較

先日FLT98を購入してから、なかなか好天に恵まれていない。晴れても薄雲がかかっていて霞んだような状態がこのところ連日続いている。それでも一昨日はなんとかアンタレスが見えたので、とりあえずポルタに載せてのぞいてみた。しかし5cmファインダーでM4すら見えないひどい状況。星雲・星団は無理で、月も惑星も出ていなかったので、高倍率で二重星を見てみることにした。対象はへびつかい座ρ星(ρOph)とアンタレス。へびつかい座ρ星~アンタレスρ星は5.0等と5.7等の星が2.8"離れて並ん...
系外銀河

NGC2903 (ED100Sf直焦点)

NGC2903(しし座の系外銀河・光度8.9等・視直径12.6')【環境】2008/12/30 23:17 - /兵庫県加古川市/気温不明/光害レベル:SQM-L測定値=17.8【光学系】VIXEN ED100Sf(D=100mm f=900mm) 直焦点/LPS-P2フィルタ使用【カメラ】EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀【ソフトウェア】<オートガイド>ガイドウォーク<撮影> - <処理>(下記の通り)【撮影法】ISO800/300sec ...
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