天気予報では夜遅くから晴れてくるとのことで、私とA(2)さん、そして友人の3人で砥峰高原に出かけた。到着してしばらく薄雲が常に全天を覆う状況が続き、ガイド撮影が出来ないのはもちろん、眼視の観望も難しい状況であった。それでも粘って待っているとやや雲が途切れ、はくちょう座や秋の天の川が見えてきたので、とりあえず夏の大三角にレンズを向けて固定の連続撮影を開始した。今回の使用レンズはSIGMAの20mmF1.8である。このレンズは流星用に明るい広角が欲しくて先日中古で入手したが、周辺部の星像がかなり悪い(APS-Cサイズでさえ)。F2.8程度まで絞ってもあまり改善されないのだが、この個体の問題だろうか。F3.5以上絞るのであれば、結局KissX2のキットズームレンズ広角端で間に合う。
さて連続撮影している間、SE120&ポルタにて、先日自宅で見えなかったM74にチャレンジした。すでにうお座は天頂近くまで昇り条件は良いはずだ。しかし、ここでも見えなかった。薄雲の影響も有るのかも知れないので、また次の機会を待つことにした。
結局、その後もすっきりと晴れなかったので、M35やM45等の大型の散開星団を見た後、2時頃撤収した。
なお、夏の大三角は動画化してみたが、やはり雲が多すぎる。しかし、西から雲が次々流れてくる様子が分かるのは面白い。
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