しし座の系外銀河(2) M95, M96, M105など

しし座の系外銀河M95, M96, M105など
しし座の系外銀河M95(右上。9.7等・視直径7.4’), M96(右下・9.2等・視直径7.1’), M105(左下の3つの一番上・9.3等・視直径4.5’)など
  • 【環境】2008/12/7 2:05 – /兵庫県加古川市/気温不明/光害レベル:SQM-L測定値=17.8
  • 【光学系】ケンコー SE102 (D=102mm f=500mm)直焦点/LPS-P2フィルタ使用
  • 【カメラ】EOS Kiss X2(無改造)
  • 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀・ノータッチガイド
  • 【ソフトウェア】<オートガイド>なし<撮影>なし <処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】ISO1600/60sec. x18
  • 【処理法】:ステライメージによる処理、トリミングあり

今回は、しし座の胴体の真ん中付近の銀河群である。

星図は(↓)。


昨日の記事のNGC2903に引き続き昇ってくるので、同日にSE102の直焦点・ノータッチガイドで撮影した。

この写真には、メシエ天体が3つ、M95(9.7等)、M96(9.2等)、M105(9.3等)、および、NGC3384(10.0等)、NGC3389(11.8等)の5つの銀河が写っている。

これらの銀河はいずれも9等級以下と暗いため、光害のある自宅からの眼視では見えなかった(SE120とLPS-P2)。しかし、写真ではノータッチガイド60秒露出程度でも写すことが出来た。ただし、淡い腕の部分までは写らず、渦巻き構造は分からない。今後、オートガイド環境が整えば再度撮影したい。

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