昨夜は兵庫県地方は晴れとの予報であったので、りんしゃんさん、Hさんと共に多可町まで星見に出かけた。
現地に到着して空を確認したところ、確かに快晴ではあるが透明度はあまり良くない。白っぽくぼんやりしており、春霞のようである。しかし、折角の晴れなのでとりあえず撮影を行った。
- 【環境】2009/1/17 21:17 – /兵庫県多可町/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=未測定
- 【光学系】EF 50mm F1.8 II – > F3.5
- 【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)
- 【架台・ガイド】スカイメモRによるノータッチガイド
- 【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)
- 【撮影法】ISO800, 180sec x 10コマ
- 【処理法】:ステライメージ6・Photoshop Elements5による画像処理
今回はこれまでほとんど使っていなかった50mmレンズで撮影してみた。これはKissX2ではフルサイズ換算で80mmに相当する中望遠レンズとなる。この焦点距離は星雲星団には短すぎ、多くの星座には長すぎるのでなかなか使いどころがないのだが、ぎょしゃ座の五角形がギリギリ入るので、それを狙ってみた。
空の状態が悪いので、ただでさえ無改造デジカメでは写りにくい散光星雲が背景のカブりに埋もれてしまい、ほとんど分からなくなってしまった。
10年ほど前に銀塩50mmで写したものが下の画像であるが、銀塩では簡単に赤い散光星雲が写っていることが分かる。
- 1998年9月19日 27時頃
- 兵庫県多気郡今田町(黒石ダム)
- キヤノンNewF-1、NewFD50mmF1.4->F2.8
- 露出約10分:ケンコースカイメモRにて自動追尾
- コダックロイヤルゴールド400
- ネガをフィルムスキャナで取り込み、画像処理(トリミング・色調など)
その後、50mmでM45やヒアデス星団、北斗七星が昇ってくるとM97,M108,M101などを200mmで撮影していたが、0時過ぎに月が昇ってきてしまい、それで終了となった。
なお、当日の気温はマイナス3度まで下がったが、風がなかったため、耐えられないほどの寒さではなかった。
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