昨夜、ルーリン彗星がおとめ座のスピカの近くを通過した。
0時前にベランダに出て7cm10倍の双眼鏡でスピカの近くを探したところ、球状星団のように丸くぼんやりとしたルーリン彗星を見つけることが出来た。しかし薄雲がかかっており光害もあるため、かなり頼りない見え方であった。
0時過ぎぐらいから赤道儀にKissX2+200mm(LPS-P2付き)を載せ、F2.8、ISO800、60秒露出で20枚ほど撮影したが、薄雲が次々と通過しており、結局なんとか見られるコマは3コマしかなかった(とりあえずコンポジットしたが、かなりぼやけた画像になった)。1時過ぎに月が昇ってきたので就寝。
そして今朝6時前に起きると、今度は水星を雲の切れ間に見つけることが出来た。KissX2に標準ズーム(A16)を付けて自動露出で撮影。今の水星はやぎ座にいるため、かなり南寄りから昇ってくる。2月14日に西方最大離角を過ぎており今後は見にくくなってくるので、彗星と水星を同日に見られるチャンスも、もうあと僅かしかない。
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