- 【環境】2009/2/22 3:25 – /兵庫県多可町/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=未測定
- 【光学系】EF 200mm F2.8L II USM -> F3.5
- 【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)
- 【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾
- 【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)
- 【撮影法】ISO800, 120sec x 5コマ
- 【処理法】:ステライメージによる処理、ピクセル等倍でトリミング
最近、M4やM5など球状星団の記事が続いたので、ついでに今回も球状星団である。
これは2月に多可町にて、200mm望遠レンズで撮影したヘルクレス座の球状星団M13。球状星団を写すのに200mmレンズでは焦点距離が短すぎるが、M13は大型なので、ピクセル等倍で切り出してシャープフィルター等で処理してやると、なんとか球状星団らしい姿になる。ただし、ピクセル等倍なのでガイドミスが割と目立ってしまう(今回の画像もちょっと流れている)。
これ(↑)はトリミングなしの状態(元画像の33%縮小)だが、大型のM13といえども、ソフトフィルターでにじませた恒星程度の大きさにしか写っていない。実際、これを撮影した時には、カメラの背面液晶で確認した際に恒星と間違え、なぜM13が写っていないのか悩んだ。
本当は望遠鏡の直焦点で撮影したいが、我が家のベランダからは残念ながらM13は視界に入らない。とはいえ、ベランダに組み上げてある赤道儀をばらして鏡筒と共に駐車場まで運ぶのはちょっと大変なので、遠征ではあいかわらずスカイメモ&200mm止まりである。
なお、よく遠征に一緒に行く「りんしゃん」さんが75SDHFで撮影したM13はこちら。やはり定評のある写真鏡での画像は、200mm望遠の無理矢理拡大とは違って良質だ。
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