先日購入した「DS 星空ナビ(アストロアーツ)」だが、天体望遠鏡の導入支援に使えるかも、ということを考えている。今回、とりあえず無加工で済む方法でDS LiteをED100Sf鏡筒に取り付けてみた。実際には遠征時にSE120鏡筒に取り付ける事になると思うが、鏡筒バンドのネジ穴はED100Sfと同一だと思うので、同じように付けられると思う。
取り付けに使ったのは、「フレキシブルスタンドDLite(ゲームテック)」。これは底面に吸盤が付いていて平らな机などに固定することが出来る。この吸盤部分はネジで留めてあるだけなので、それを外すと台座部分の穴にネジを通すことが出来るようになる。この穴には1/4インチカメラネジがギリギリ入る(少し強めに押し込む必要がある)。
これを、1/4インチカメラネジのキャップボルトを利用して鏡筒バンドのカメラネジ穴に止めるだけである。これでとりあえずは固定することが出来る。ただし、このようにポルタ経緯台に付けてアームが横向きになった状態では、DSの向きを左右方向にしか調整できない。上下方向はボルトをゆるめて台座ごと調整する必要があり、扱いにくい。
また、キャップボルトでの取り付けは六角レンチが必要で、これも効率が悪い。本格的に使うには小型自由雲台などを利用して、簡単に着脱や向きの調整が出来るように工夫する必要があるだろう。
一番問題なのは星空ナビの精度だが、これはまだ先日の遠征での試用以来再確認できていない。自宅のベランダではダメそうなのは分かったが、遠征地で導入支援に使える精度が出るかどうか、まず今回の簡単な取り付け方法で確認してから本格的に部品を調達したい。
コメント