- Canon EOS Kiss X2
- W.O. FLT98(D=98mm F6.3)
- ISO200 1/125sec.
- アンシャープマスク
「月はいつでも撮影出来る」と思っていたが、この7月は曇り・雨の日が記録的に多かったそうで、なかなか撮影の機会がなかった。我が家のベランダは南東向きなので、特に上弦近くの月は夕方早くに西側の空へ移動してしまい、普段でも撮影するのが難しい。撮影の機会があまりないという点では、秋冬に晴れていれば毎日出てくるオリオン大星雲(M42)よりも難しいのではないか。
昨日は久しぶりに晴れたので、夕食後すぐに望遠鏡をセッティングし、ベランダから見えなくなるギリギリの時間に月齢8.4の上弦過ぎの月を撮影することができた。ただし風が結構強く、大気の揺らぎのせいか少し甘い画像となった。
やはり半月は満月とは違い、クレーターや山脈の凹凸がはっきり分かって面白い。この月齢では、月面北部(画像では南が上なので北部は下側)の「雨の海」周辺のクレーターや山脈が浮き出ていて、私としてはその辺りが最も興味深い。
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