これまで銀塩カメラで撮影していたA(2)さんが、先日EOS Kiss X4を購入したので、それを借りてダーク画像を撮影し、私のKiss X2と比較してみた。
(カメラのノイズには個体差があり、またX2の方は購入後2年以上経過しているため、今回の結果は参考程度にして下さい)。
比較方法は下記の通り。
・10分露出を2コマ連続撮影して、2コマ目を採用
・撮影時気温 : 23℃
・感度設定
・X2 800,1600
・X4 800,1600,3200
・長時間ノイズ低減OFF
・DPPで現像する。
・ホワイトバランス:太陽光
・ピクチャースタイル 忠実設定
・「リニア」のチェックON
・シャープ 0
・輝度ノイズ緩和 0
・色ノイズ緩和 0
・16bit TIFFで保存
・ステライメージで演算:乗算5倍
まず、各画像をステライメージで480×320のサイズまで縮小(バイリニア)し、並べてみた(↓)。
元の画像は、X2が4272×2848(約1217万画素)、X4が5184×3456(約1792万画素)なので、X4の方が21%ほど大きい。そのため同じサイズに縮小すると、X4の方の縮小率が大きくなる。
次に中央付近のピクセル等倍切り出しの比較(↓)。
これも、明るいノイズはX2の方が多く、X4は全体的に赤いノイズが広がっている感じ。
周辺部のノイズは、X2は右上が多くX4は右下が多かったので、その部分をピクセル等倍で切り出した。
これらを見ると、X2とX4ではノイズの出方が異なるようだ。
輝点ノイズはX2の方が明るく数多く出るので、画像処理でのレベルの持ち上げが少なければ、X4の方がノイズが目立たない印象を受ける。しかし、淡い星雲等を浮きだたせるために暗い部分を強めに持ち上げた場合は、X4では赤いノイズが全体的に広がりそう。
あとは、ダーク減算とコンポジット、ソフトウェアのノイズ低減処理によってノイズを低減していくことになるが、それらの処理がX2とX4のそれぞれのノイズの出方にどの程度効果が有るかが問題となると思う。
今回のテスト環境は23℃と比較的高温であったので、今後機会があれば、もっと低温の状態でも試してみたい。
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