200mm望遠レンズによるM33とh・χ

先週の砥峰高原では200mm望遠レンズでハートレイ彗星を撮影したが、薄明までの少し余った時間でM33を撮影した。いつもはFLT98CFにて直焦点撮影をするのだが、彗星撮影の為の200mm望遠から載せ替える時間が無かったため、200mmのままでの撮影となった。

M33
M33
  • 2010/10/17 4:05~
  • 光害レベル SQM-L測定値=21.0
  • 気温 3℃
  • EF200mm F2.8LII USM 開放 / Kiss X2
  • ISO800 / 300sec. x 8 コンポジット
  • ケンコーSE2赤道儀
  • ミニボーグ60EDガイド鏡 / iAG+USB-IOリレーBOX
  • ステライメージ6、Photoshop Elements 8
  • 2×2ソフトビニング後、800×640にトリミング

この時は薄雲が多く透明度が悪かった上に、M33の高度も低く、かなりカブってしまった。

M33 トリミング無しのJPEG画像
M33 トリミング無しのJPEG画像

これはトリミング無しのJPEG画像(縮小のみ)だが、かなりカブっているのが分かる。
人工衛星も次々通過していて、撮影した8コマ中3枚に写り込んでしまった。そのため、ステライメージによる加算平均コンポジット時に「範囲外の値を除外」オプションを1σで適用し、人工衛星の軌跡を消した。

また、F2.8開放では星像がかなり大きくなってしまう。ピントはリモートライブビューで出来るだけ厳密に合わせたつもりだが、これ以上はなかなか難しそうだ。

h・χ
h・χ
  • ISO800, 180sec. x4

こちら(↑)はh・χの50%縮小だが、F4.0まで絞った。
(それでもスターシャープ処理は行っている)。

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