【機材】ケンコー New KDS 63-540

今、大幅値引き販売中で人気(?)の、ケンコー製屈折経緯台を購入してみた。

メーカーの製品紹介

アストロアーツの機材レポート

製品の概要は上記のレポートを見て頂くと分かると思うが、定価は7万円以上、これまでの実売価格が5万円以上していたのが、なぜか1万円台で販売されている(ケンコー製品は、以前も5cmの双眼鏡が激安になったりしたこともある)。

私としては、最初は買うつもりはなかった。しかし先日、大阪のヨドバシカメラに立ち寄ったついでに現物を触ってみたところ、予想以上のしっかりした作りになっていることが分かった。その時点でも買おうか迷っていたが、帰宅してヨドバシのネット通販を見ると17800円のポイント10%、送料無料だったので、結局購入してしまった。

ケンコー New KDS 63-540

とりあえずセットを組んでみたところ(↑)。しかし、この組み合わせで使うことは無いと思う。写真撮影のために組んだ今回が、セット品としては最初で最後になるかも。

ケンコー New KDS 63-540

特に良いと思ったところは、鏡筒にヘリコイドが付いており(↑)、その後側がBORG共通のM57ネジになっていることだ。付属のリング類も、M57延長筒やTリングアダプター、M57->2インチホルダーなど、BORGパーツと相互運用出来るものが多く付いている。

ケンコー New KDS 63-540

フリップミラーとNexImageを付けてガイド鏡仕様にしてみた(↑)。
フリップミラーは2インチホルダーを介して接続する。この写真ではBORGの2インチホルダーSII(7504)が付いているが、本製品に付属の2インチホルダーでもOKだ。
ただし、フリップミラーは短光路長化しないとピントが合わない。私はビクセンWEBショップオリジナルの「変換AD(42-36.4)」と、BORGの31.7ミリアイピースホルダーSS【7314】を用いている。直角側のアイピースは抜き差しでピントを合わせる。

なお、肝心の星像だが、天候の都合でまだ見る事が出来ていない。

鏡筒と各パーツ以外だが、New KDS経緯台はコンパクトなので、野外持ち出し用として車に載せたままにして、カメラ三脚で運用しても良いと思う(鏡筒はminiBORG等で)。

本製品付属の三脚については、今のところ使い道がない。家に置いておくのも場所を取るので困るのだが・・・。

コメント

タイトルとURLをコピーしました