昨夜は晴れとの予報だったので、りんしゃんさん、A(3)さんと共に砥峰高原へ出かけた。
積雪が無くなり、今年初めての砥峰高原となった。
現地に着いてセッティングをしているうちに快晴となった。
光害も少なめ(SQM-L測定値で21.5程度)だが、空は春らしいボヤッとかすんだ感じ。
- Kiss X2(無改造)
- タムロンA16 / 17mm F3.5
- プロソフトンA
- ISO800, 180sec.
春の空は系外銀河が多く、私のFLT98CFで狙える対象は少ない。
仕方がないので、出来るだけ大きめの銀河を選んで撮影している。
- Kiss X2(IDAS改造)
- FLT98CF / フラットナー4
- ISO800, 600sec.
- 1コマのみ
- 50%に縮小、トリミング
- Kiss X2(IDAS改造)
- FLT98CF / フラットナー4
- ISO800, 600sec.
- 1コマのみ
- 50%に縮小、トリミング
今回は風がかなり強くガイドが乱れ気味で、ピクセル等倍では星像がややいびつな形になっていたため、50%に縮小した。
とりあえず、1コマのみの画像でダーク補正と軽い画像処理をしたがノイズが目立つ。後日、コンポジット、フラット補正などの本格的処理をしたい。
明け方近くなると夏の星座が次々昇ってきた。
- Kiss X2(無改造)
- タムロンA16 / 17mm F3.5
- プロソフトンA
- ISO800, 180sec.
- Kiss X2(無改造)
- タムロンA16 / 17mm F3.5
- プロソフトンA
- ISO800, 180sec.
やはり空がかすみ気味で、天の川も一応見えるという程度で、砥峰にしてはあまりくっきりとは見えなかった。
そのため、淡い天体はあきらめ、明るいM8を薄明まで撮影した。
- Kiss X2(IDAS改造)
- FLT98CF / フラットナー4
- ISO800, 600sec.
- 1コマのみ
- 50%に縮小、トリミング
しかしカブリがひどく、ピントもややずれていたので、あまり良い画像にはならなかった。
それから今回困ったのは、実質の稼働時間は5時間程度なのに、2台あるSG-3000DX(ポータブルバッテリー)が保たなかったこと。ノートパソコンのバッテリーが早々とカラになり、SG-3000DXから電力を供給したが、それも薄明前にM8を撮影しているときにカラになった。
赤道儀とヒーターをつないでいる方のSG-3000DXも薄明直前にカラになり、赤道儀が止まってしまった。
これまで0度を下回る状況でも2台あれば朝まで保ってくれたので安心していたが、どうも油断が出来ないようだ。バッテリ-の劣化も含めて注意しておきたいところ。
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